つい１か月前にここを訪れた際は線路際の草は奇麗に刈られていたのですが、たった一ヶ月だけでこれだけ伸びるか？と思う程で築堤整備が必要でした。まだ陽が高く、きれいな画像にはなりません。 ２１，０８，２８ １２：０９頃 渡川―三谷 ８５２１レ Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ ＭａｒｋⅡ
２８日～２９日に渡り、山口線のＤＥ１０重連の〝やまぐち号〝を撮影に出撃しました。当初の予定では２８日～２９日はＤＤ５１が”やまぐち号”を牽引する予定と聞いてデーデーフリークとしては黙ってはいられず、出撃準備をしたもののＤＥ１０重連に変更となってしまいました。今の若い方からすれば想像もつかないでしょうが、我々世代ではＤＥはあくまでも入換機で、本線機のＤＤ５１と比べて間違いなくランクが落ちると言う認識でした。そのため国鉄時代の磐越西線の団臨はＤＥ牽引団臨はパスしてＤＤ５１の団臨をと狙いを定めていました。それだけＤＥは格が低い形式でした。しかし、瞬は経ちＤＬの活躍する列車は激減し、ＤＥ１０の重連と言うニュースに小躍りするくらい喜んでノコノコと出掛けるほどＤＬ牽引列車が珍しくなってしまったのだと思います。
新型コロナウイルス感染拡大の折、撮影そのものを決行か中止か悩みましたが既にワクチン接種を２回済ませており、またＰＣＲ検査も出発の５日前に済ませ陰性が証明されたので〝経済も廻さなくてはならない〝と言う理由になってない大義名分を楯に感染対策をしっかりとって予定通り出撃する事にしました。
飛行機に乗ってもたいていは現地までの天気が悪く、眼下に広がる雄大な光景・・・って言うのをあまり見る機会がないのですが２８日は天気が良く広島の市街地が一望出来ました。 ２１，０８，２８ ０８：５７頃 広島市街地上空 ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
２８日は羽田空港０７：４５発のＪＡＬ２９１便に搭乗します。予想はしてましたが出発ロビーは何処かで見たことある鉄ちゃんばかりです。機内に案内されて自分の座席に着くとなんとちょうどその座席の下で預け荷物の機内への積み込みをしていました。今日の機材はＢ７８７－３００でコンテナで直接積み込まないので荷物をひとつひとつ積み込む作業が窓越しに見れ目を凝らしていると自分の三脚も積み込まれるのを見つけて笑ってしまいました。
さて、ＪＡＬ２９１便は定刻に離陸し山口宇部空港にもオンタイムで着陸。天気は予報より雲が多く少し心配になります。ここで那須さんと合流。同じ飛行機に搭乗しながらも席が離れていたので挨拶しかしてませんでしたので、山口宇部空港に着いたから初めて談笑した次第です。
今回のレンタカー日産レンタカーを借りる事に。予約は車種未定と言う料金プランで日産なら軽自動車タイプのデイズでも１０００ｃｃに引けを取らないと言う那須さんのアドバイスから予約をした次第です。ちなみに今回は日産の軽ではなくキューブでした。軽と言うハンデがあるもののデイズあたりも乗ってみたかった気もしませんが、車内が広いキューブで４８時間免責保険込で９，７９０円ではわがままを言えばバチが当たりそうな気がしますのでやめておきました(笑)。
レンタカーを借りる手続きに少し並びましたが、それでも順調にレンタカー手続きを済ませまずは山口線沿線に向かいます。最初は下りの８５２１レの撮影するのですが、まだ０８月なので太陽の位置が高く撮影に適さないので撮り方に工夫が必要です。
結局は８５２１レはいつもの渡川ー三谷間のお気に入りの場所で撮影しましたが、ラッキーにも３分間前から晴れてくれました。その後は過度な追っかけはやめて、無理せず津和野に向かい津和野太鼓稲荷神社の駐車場で８５２１レを撮影しました。
撮影後はなごみの湯のレストランで昼食をいただき、津和野ー船平山間の通称：白井の竹藪（私は勝手にヘビ藪と呼んでます）で８５２２レを撮る事にしました。天気は曇りベースて時折、陽射しが届くパターンでしたが幸いにも列車が来た瞬間に晴れてくれて美味しくいただく事にしました。那須さんもわざわざ日帰りで山口線にまで来たので西陽でＤＥ重連が撮れて来た甲斐があったと思います。
各撮影地も激パの様子で追っかけはまず無理と判断して山を北西側に迂回して三谷駅付近で山口線沿線に戻りましたが国道はすごい車の数で渡川から長門峡の先まで大渋滞で追っ掛けるなんてとても無理な状況でした。この時点で撮影は終了し那須さんが日帰りでご帰宅と言うことで山口宇部空港まで送る事にしました。この日は山口バイパスも順調で山口宇部空港にはフライト時刻の６０分前以上前に到着出来ました。那須さんを山口宇部空港まで送ってから小郡（新山口）に戻ると１８時を過ぎていましたがまだ西陽が高く首都圏より西にいる事を実感します。
今宵の宿は新山口駅前のアルファーワンです。新型コロナウイルス禍でホテルの料金もデスカウントされていて、それに眼をつけた鉄ちゃんが多数予約しているようでホテル内はチェックインカウンターも大浴場も鉄話で盛り上がってました。
この日同じ小郡で宿泊されている親しい先輩からお誘いも受けましたが居酒屋に行って運悪く感染したら良い笑い物になし、また周囲にも迷惑を掛けるので丁重にお断りして、大人しく部屋呑みで我慢する事に。駅前のセブンイレブンで少し多めの惣菜とアルコール類を買い込んで、部屋でカメラのモニターを見てニヤニヤして呑んでいたらいつのまにか寝てました。
本門前踏切は脚立４段が現われる程の激パになっていたようですが、この白井の竹やぶは極めてのんびり撮影が出来ましたが、それよりなにより直前までの雲が切れてほぼフル露出で撮影出来た事がラッキーでした。 ２１，０８，２８ １５：５７頃 津和野―船平山 ８５２２レ Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ１ＤＸ ＭａｒｋⅡ
