06月に開催された門司機関区での撮影会の一コマ。まさかこの機関車の終焉が踏切事故とは、この時は思いもしませんでした。踏切事故で怪我人や死傷者が出なかったのは何よりですが、事故を起こしたグリーンコープの運転手は踏切に虜になったらトラックを踏切外に脱出する努力をせずに早々と逃げ出したとの事。それだけに悔しい限りです。 24,06,29 10:52頃 門司機関区撮影会 EOS R6MarkーⅡ
・助手側全面ガラス割てテーピング処置
・前面エプロンは折れて車体とエプロンは切断
・ジャンパー栓受破損・空気配管は曲損及び折損
・標識灯は車体落ち側にめり込み外板が歪み。
・運転士側昇降ステップ曲損。
・砂管及び砂巻き体折損。
が認められ
さらに致命的なのがステンレス製車体は曲がりが認められるそうです。ステンレス車両に携わっている友人からステンレス車両の事故なのでの車体枠歪みの修正は非常に困難で、正直廃車に直結する事態とアドバイスをもらいました。それから思うとやはり本線復帰はかなり厳しいと判断せざるを得ない状況です。
事故後、門司機関区へ回送される哀れな姿です。近づいてみると見た目より損傷が激しいのが判ります。本当に悔しくて情けない限りです。 ツイッター(現:X)からいただいた画像です。もし掲載に問題があればご連絡ください。
今年07月から正式にEF510300代が門司機関区で運用開始されたものの、予定されてる新製車両が揃わない事もあり来春までEF81とED76の運用が暫定的に残り、その中で銀ガマも大切に使用され始め私自身、来春まで何度か九州入りを予定していただけに悔しさだけが残ります。
来春廃車予定の車両を多額の金額を掛けて修理する事は現実的ではなく、このまま廃車になる事が濃厚と思われます。