炎天下の元、南福島駅からトボトボとと歩いたのは若さと情熱以外の何物でもなかった気がします。一番怖いのは盆地なので突然の夕立でした。降り出したら逃げる場所がありません。さらに雷が鳴りだしたらもう、お手上げでしたので太陽周辺以外の雲の動きも常に気にしていました。 82,07,10 南福島―金谷川 134レ OM-1 TRI-X スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
30年前の07月に東北本線南福島―金谷川間の通称”南福島の大カーブ”でED75M型牽引の旧型客車を撮影しています。この時期になるとED71淘汰のために秋田機関区から転属してきたED75700代が勢力を伸ばしてこの区間でED75M型は影が薄くなっていました。その中でもこの134レは長町機関区担当だったのでしょうか、いつもED75M型でやって来ました。今は2連、ないしは4連で普通列車が運転されている事を思うと当時の9連はそれだけ地方にも人が住んでいて、乗客がいたと言う証だと思います。
画像を見ていいただければ良くわかると思いますが、天気はすでに崩れていて薄陽もなくなっていましたが、この134レを撮影して夕立が来る前に駅に戻りたかったので急いで撤収しています。
SNSでこの撮影地の画像を見掛けたらこの大カープは自然に戻ってこのお立ち台も消滅しているそうです。