E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

浜松科学館

2008-08-21 00:12:45 | ダイアリー

今日は、娘と浜松科学館に行ってきました。
目的は特別展示の「脳展」です。
脳の進化やしくみ、機能など詳しく説明があり、お年寄りから子どもまで、わかりやすく展示されていました。
生物が進化していく過程で、生活が深く関わっていたのが面白いですね。生活というのは生きるためのという意味です。脳を含めて人間に進化していく大元はヤツメウナギだというのも驚きです。
本物の脳の標本もありました。驚くべき記憶力の持ち主と言われた生物学者、民俗学者として知られる、南方熊楠博士の脳だそうです。(ご本人のご遺志で遺されたそうです)
見た目ではよくわかりませんが、脳の容量が大きいというわけではなく、中身(伝達する物質)が非常に複雑で多かったそうですよ。
脳は使うのが一番!!

私は、脳と心の関係、脳とストレスの関係を知りたいと思いましたが、残念ながら、こちらは物足りない気がしました。
一つ興味を持ったのが、「心は脳にある」という説が当たり前になりつつありますが、これまで一般的だった「心は心臓にある」としたアリストテレスの説の前に、実は脳にあるという説が先だったのだそうです。心をさすとき、自分の胸に手を当てる方がロマンティックだなあと思うのですが。

さて、浜松科学館には常設展とプラネタリウムがあります。
ついでに入った、このプラネタリウムがステキでした!
ちょうど、『銀河鉄道の夜』の上映があり、湾曲した空に、180度めいっぱいの視界で繰り広げられる空のたびが、立体的に迫ってきて、とてもロマンティックでした。
8月末までですが、残りの夏休みのおでかけにオススメです。『銀河鉄道の夜』の上映は、午前11時と午後3時の2回です。

宿題と塾とテスト勉強に追われる高校1年生の娘と行きましたが、二人で感動して、ずいぶん長居してしまいました。おかげで、塾に間に合わず・・・大失敗。
「ときには、ストレス発散しないとね」と笑っていました。
娘はラッキーだったかも。                (M.H