娘と買い物をしていたときでした。
試着室に入っている娘を待っていたところ、
「あのーお嬢さんでいいのでしょうか? あと1着で終わりますから」
店員さんが言いにきました。
「はい」
お嬢さんでいいって、何かなと思いながら返事をしました。
あとから娘にきいたところ、
「さっきの店員さん、姉妹だと思ったみたい。お嬢さんって言ったけど大丈夫かって気にしていたよ」
それで納得。
普段、若く見えるようになどと特別なことはしていませんが、思いがけずそんなふうに見てもらえたことが、嬉しく思えました。
娘が二十歳になって、一緒にショッピングしたり、お化粧やエステの話をしたり、おいしいものを探していろんなお店に入ったり。娘が小さかった頃、そんな日がきたらいいなあと思っていましたが、こんなに楽しいなんて。
私が娘と同じ年頃のときにはできなかったことを体験させてもらっているようです。
そういえば同じオーデコロンを共同で使ったり、たまには鞄を貸し借りしたりって、2倍使っていますと、エコ活動のような気分になってます。
(M.H)