E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

世界無形遺産考「辻むら」にて

2012-08-08 19:50:37 | EAT(食)

7月26日、防災センター見学の後、お昼を兼ねて、
世界無形遺産考第6弾で、懐石料理をいただきながら、
涼・しつらい(M.S所員担当)、心入れ・江戸しぐさ(M.H担当)が講座を行いました。 


少しわかりにくいですが、入り口にかかったのれんは、下見のときと違いました。
季節によって室礼(しつらい)も変わり、心入れを感じます。
その他にも、部屋に通されるまで、通された和室、器やお料理にいたるまで、
涼しげな工夫がされ、心ゆくまで堪能しました。
M.S所員の準備にも心入れが感じられ、お人柄だなあと思いました。


こんな涼しげな和菓子も、M.S所員が披露してくださいました。
中に金魚が泳いでいます。



M.Hは江戸しぐさの話をしました。
時間がなくて、ほんの一部しか話せませんでしたが、
江戸時代から伝えられてきた教えは、現代でも十分通じるモラルで、
今だからこそ必要な「思いやりの心」なので、また機会があれば
みなさんとお話ししたいと思いました。
江戸しぐさ、伝わったでしょうか・・・
私もまだまだ勉強中です。

(報告:M.H)


地震防災センター見学

2012-08-08 19:11:07 | 地震

7月26日に定例会「震災から身を守るヒント第5弾」で
静岡県地震防災センターに行ってきました。



子どものころから地震に関しては意識づけられてきましたが、
日本が大きな地震に見舞われて、改めてこういう企画をしてみると、
重く心に響き、本当に大切だと思ったと同時に、自分の考えの甘さ、
備えの足りなさに気づきました。

今回は、アメリカ在住のKさん親子が参加。
Kさんたちは東日本大震災の後、アメリカから日本への思いをたくさん届けてくださいましたね。防災センタースタッフの方の説明を、息子さんに通訳しているKさんの姿が印象的でした。

津波の高さを示したものを見上げています。
はるか彼方に思えて怖くなりました。

東日本大震災の津波の映像と、それ以前に作られた津波がきたときのシュミレーション映像を観ました。
改めて、津波のときの心構えを胸に刻みました。
ところで、私は考え違いしていたことがありました。
津波がくるとき、一度引いて、それから一気に襲ってくるものだと思っていました。
津波には、引き波と押し波があるそうです。
その押し波というのが、引かずにそのままやってくると知りました。
そしてあとからあとから波は押し寄せ、急激に高くなるのだそうです。
本当に恐ろしいです。とにかくすぐに高い所へ(遠くよりも)逃げるしかないようです。
警報が間に合わないこともあり、揺れが3分以上続いたら津波の危険があるそうです。
私の住む地域は海から離れていますが、
そのとき、どこにいるかが問題ですよね。
実際、私はあの3月11日は横浜の赤レンガ倉庫にいました。外はすぐ海でした。



左が非常持ち出し袋に準備しておきたいもの、右が家族4人3日分の食料と水。

震度6の揺れを体験しました。
床に座った状態でしたが、揺れに耐えることが精いっぱいで動けなかったです。
そのあともずっと揺れているような感覚でした。

館内は多くの見学者、研修会などもあったようで、
関心の高さがうかがえました。
備蓄だけでなく、家の中の家具の固定など、
すぐにでも取りかからなければと思いました。

(報告:M.H)