「はじめての美術 絵本原画の世界展2013」に行ってきました。
1956年に創刊した「こどものとも」(福音館書店)ですが、
私も小さいころに親しんだ絵本の数々、自分の子どもたちも
たくさんお世話になった絵本がたくさんあります。
E表現研究所では、7月に原画展を100倍楽しむパーティをしました。
やっと楽しみにしていた原画に会いにいくことができました。
絵本も大好きですが、
見開きになった絵本とは違い、
原画は1枚の絵として楽しむことができます。
色合い、広がり、絵が語りかけてくるもの、
特によく知っている物語は、
作者の思いが伝わってくるようで感激しました。
絵本に印刷できなかった絵の一部や、
右開き、左開きの関係で位置が変わる絵など、
様々な工夫をされていることを知りました。
絵本に近い原画もありますが、
絵の迫力は素晴らしいと感じます。
館内には、小学生たちが授業なのでしょうか。
たくさん訪れていて、
教科書にも登場する『おおきなかぶ』に飛びつき、
かぶを引っ張るしぐさをして盛り上がっていました。
学芸員さんの話を真剣な表情で聞き、
きっとあの子たちはまた絵本を手に取り、
この絵を観たよとワクワクするのではないでしょうか。
E表現研究所の私たちもそうなのだと思います。
メンバーで感想などを話し合ったあと、
再入場して、自分では気づかなかった視点で観賞し、
100倍楽しみました。
やっぱり原画はいいですね。
以前に何度か絵本原画展にかかわったことを思い出します。
子どもたちと楽しんだ思い出がたくさんあります。
今はもっと、余裕をもって楽しんでいます。
(M.H)