【カリブ海で、モラを刺繍する、クナ族の幸せ】
ここから、幸せのなんとやらを学びたいです。
村興しのヒントが隠れているかもしれませんね。
昔、旅をしたカリブ海のサンブラス島の女性は、全員針仕事をしていました。
見事な暮らしぶりに圧倒された私はスケッチしました。
そして、モラと呼ぶ、刺繍をした布を想い出にたくさん買いました。
サンゴ礁・ヤシの木・青い空に囲まれた自然の島。
女性の鼻は金の輪で飾られ、牧場の牛を連想してしまいました。ごめん。
モラの刺繍が前身ごろと、後ろ身ごろにある民族衣装を女性は全員着て、生活していました。それを額縁に入れるサイズに切って、観光客に売ってくれました。
珍しい生活をしている島民は観光客慣れして、私がカメラを向けるとすかさずチップを要求してきました。
真水を買いに行くためのお金を写真撮影や刺繍で生み出しているのです。
みんなおしゃべりしながら、少女から老婆まで、楽しそうに働いていました。
これが本物の幸せかもしれません。
これは、中米のペルーの富士山より高い場所にあるチチカカ湖に浮かぶトトラ(葦)で作った島に住む一族もこんな同様な生活でしたね。
島も、燃料も、食料もおもちゃもトトラの葦でした。
サッカーをすると、ずぼって足が沈む場所がありました。
観光客の写真撮影などのチップ代で生活していました。
日本人の私にはビックリです。
♪♪ 家族愛 住めば都で 生き抜ける ♪♪ 「あのう、駄句ですが…。」
♪みんな光ってみんなE♪
滝井なみき