【故郷から春の便り】
桜の季節に、嬉しい便りが届きました。
私の母は、早くに亡くなりましたが、有難いことに、母親代わりをして下さる親戚が、たくさんいます。
春の便りに、瀬戸内海の名産が、入っていました。
最近は、海流の変化で、魚たちが引っ越してしまい、漁場が変わりいつものように、イカナゴなどが、獲れません。
それでも、私たち家族が寂しくないようにと、ふたりのおばから、それぞれ、ゆっくり炊いたイカナゴや肉の佃煮、コトコト炊いた牡蠣の佃煮や、牡蠣ご飯が、送られてきました。ドキドキします。
最近の海は、不漁続きで、魚の買い付けも、難しいのに、孫たちの分まで入っています。
関西弁で
「孫たちにもちょびっとだけやけど、わけたりなあー」
優しい言葉に、涙がでます。
私の母が、いろんな方の中に生きているようです。
そんな幸せな環境だから、私は絵本の中にも母が、いるような気分を味わえているのかもしれません。
皆様ありがとうございます。
♪おばや本、亡き親の影、見通せり♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ 滝井なみき
【卒園式】
入園式から、3年間、様々な経験を積んで、成長しました。
こんなに、幅広く成長のある時期は、この幼児期だけでしょう。
高、大学なら、身長の変化さえありません。幼児期を眺めさせていただくだけで、ありがたいです。
来賓者は、みな、子供達のエネルギーをいただいて大満足。
大学まで抱えているこの系列学校の理事長が、いつも、目を細め幼稚園の存在が誇らしいらしく、オーラを出しているように、私には見えます。
ですから、みなさん、この何十年お若いままです。
来賓の英語講師が「コングラチュレーション」というと、全員満面の笑みで「センキュー」と、大声で発音します。
全員が、思い出を発表します。
十分遊び身体を動かし、たくさん友達がいて、体験し、考え続けた、3年間を私は想像しました。
絵本の読み聞かせは、もちろん、自立に向けた力、コミュニケーションの力を養います。
本当に、信頼して預けられる幼稚園です。
私は、毎年、帰りに、正門前のご年配のご夫婦経営のパン屋さんに寄り 、ご挨拶します。
「いつも、見守ってくださり、ありがとう」って。
孫へのお土産を買います。
みなさまのおかげで、みんなまあるく育っています。
昔と違って現在では、ほぼ全員のパパが、参加してくださるようで、片手にビデオカメラ、片手に下の子供の手を引き幸せそのものです。
パパの協力があると、ママがお洒落です。
ママの着物姿も増えています。
今年は、昨年をアップして、37パーセントの方が晴れやかな着物姿でした。
松柏堂のお祝いの紅白饅頭や、天神屋のお祝い弁当のお赤飯を口に運びながら、しみじみ、若夫婦が、子育てをたのしんでいるなあと実感し、感動します。
♪ハレの日は 父母の協力 幸重ね♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ 滝井なみき