【ナミキ絵本療法™️61回〜幼児の想像力】
幼児の想像力を分析したいと常々考えていた私。
たとえ心理学の研究の面からさえも、人格を持った子どもさんの人生を左右することをしては、いけない。
たとえ自分の子や孫でも、大人の自由に操作してはいけない。
それは、DNA遺伝子レベルと同じでダメであると思っている。
絵本の研究を長年継続していて、私は想像力がどう働くか気になることがよくある。
今回、恵まれた事例に出逢えた。
偶然にも、自分の子どもに文字を早くから教え込むなどという
早期教育を避け、子どもを絵本の読み聞かせで、ゆったり、愛情たっぷり 伸び伸び育てている母子がいた。
15年前に出版された『もりのおふろ』を読み聞かせたら、4歳のその子は入浴が大好きで、せかして何度も、いつまでも、お風呂に入りたがった。
半年前に15年ぶりに続編
『もりのおふとん』が出版された。
その4歳児は、この絵本にも素晴らしい集中力を発揮してのめり込んで行った。
文字を知らないので、絵を見て想像でお話を作ってくれた。
4歳児がつけた題名は
『おふとんとライオン』
素晴らしい想像力である。
読後、表現した行動は、次のようである。
忙しいパパをライオンに見立てて、つかれたパパのお布団にそっと潜り込んでいた。
可愛い仕草にパパの疲れが吹っ飛んで、子どもを引き寄せ抱き締めていた。
パパの体と心が癒されたようだった。
4歳の子どもの表情は安心した顔で、情緒安定していた。
この繰り返しが、親子の絆をはぐくんでいく。
絵本療法である。
AI時代に、ロボットに欠けていると指摘されている.....
愛や親子の絆が絵本には、たっぷりあるようだ。
文字の習得はAIの方が勝るからね。
文字を知らない4歳児だったので、想像力が全開したね。
AIには、想像力ないからね。
令和元年になり、刃物を人様に向け、親子の殺し合いや他人を包丁で刺す事件が増えている。身の毛がよだつ。
忙しいパパは寝てていいから、この絵本が小さい時からそばにあったら、親も子も絆ができ尊敬し合う関係になったのにと、残念でならない。
お偉い様にお願い。
ただで、税金0円で絵本療法を広めていただけませんか?
みんなで、昔から言われている
「どの子も宝」にしていただけませんか⁉️
♪社会の子 子はかすがいで 子は宝♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ 滝井なみき