【故郷から春の便り】
桜の季節に、嬉しい便りが届きました。
私の母は、早くに亡くなりましたが、有難いことに、母親代わりをして下さる親戚が、たくさんいます。
春の便りに、瀬戸内海の名産が、入っていました。
最近は、海流の変化で、魚たちが引っ越してしまい、漁場が変わりいつものように、イカナゴなどが、獲れません。
それでも、私たち家族が寂しくないようにと、ふたりのおばから、それぞれ、ゆっくり炊いたイカナゴや肉の佃煮、コトコト炊いた牡蠣の佃煮や、牡蠣ご飯が、送られてきました。ドキドキします。
最近の海は、不漁続きで、魚の買い付けも、難しいのに、孫たちの分まで入っています。
関西弁で
「孫たちにもちょびっとだけやけど、わけたりなあー」
優しい言葉に、涙がでます。
私の母が、いろんな方の中に生きているようです。
そんな幸せな環境だから、私は絵本の中にも母が、いるような気分を味わえているのかもしれません。
皆様ありがとうございます。
♪おばや本、亡き親の影、見通せり♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ 滝井なみき