緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

CV自己抜去(4)

2009年04月03日 | 医療
沢山話かけたり、手をさすったりご家族とのゆっくりとした時間でした。最期の時間をかみしめるように大切に大切に過ごされていました。苦痛はないことを確認して、私達は離れました。2時間ほどして呼吸が止まりましたと連絡がはいりました。 身体的な状況下にせん妄が潜んでいれば患者さんは自分をコントロールすることは難しくその伝達方法も衝動的なものになってしまいます。もう、死にたいと抜いた高カロリーカテーテル。その . . . 本文を読む
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