緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

がんになったとき、子供たちも治療の輪に

2015年04月05日 | 医療
ある胃がんの患者さんを診ていた時、小学校高学年のお子さんがいらっしゃることを知りました。夫は医療費のことを考えても、仕事は休むことができず、お子さんからすると従兄にあたる大学生位のお兄さんが学校から帰ってきたら面倒をみているようでした。一人っ子だったこともあり、私はお子さんのことが気になり、率直にその気持ちをご本人にも夫にも、伝えました。病気のことをお子さんにも伝えてあげたいこと、質問にも答えたい . . . 本文を読む
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