緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

医療現場でいう「遠い親戚」

2015年04月19日 | つれづれ
医療者の間で、End-of-life (EOLとも略しますが、終末期の最近の呼称)において、「遠い親戚」という言葉を使うことがあります。日常的には、本人の意思決定プロセスにはあまり、関与していない親族が、最後の最後(最期)になって、その意思決定を覆したり、揺らがせたりするようなことがあります。そのような患者さんご本人とは会話ができていなかったり、医療の経過をあまりご存じない方をさします。先々週、父 . . . 本文を読む
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