緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

その処方。どこを目指していますか?

2019年10月07日 | 医療
時々、他院の患者さんのことで相談を受けたり、講演に招かれたときの症例などで耳にするのですが、こんな感じの処方・・・・実は、少なくありません。例えば・・・70代前半、抗がん治療は終了し、主に症状緩和を行っている患者さん。食事は数口輸液はビーフリード500mlCRPが高いので、セフェム系抗生剤点滴で1日2回投与とのこと。採血では、アルブミン1.5、CRP15予後見通しを医療スタッフに聞くと3か月・・・ . . . 本文を読む
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