緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

「待つ」ことに見出せるもの

2021年12月26日 | つれづれ
これまで「待つ」とは生産性がないものという印象がありました。コロナを経験して、待つことに意味があると感じたこともあります。嵐が過ぎ去るのを待つ 市中感染が落ち着くのを待つ ワクチン接種で抗体ができる間を待つ 自宅待機で待つ次の活動への意味ある時間です。一方で、待たされたことで呆れたことも。今年の2月、高校のがん教育の外部講師の依頼を都教育庁、がん対策を経由して受けました。3月末、その高校の担当副校 . . . 本文を読む
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