緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

第10回癌治アップデート教育コースは3月7日日経ホールです

2014年12月30日 | 医療

(写真は、まもなく郵送されるポスター)


一生の内にがんになる人は、
男性3人に2人、女性2人に1人です。

男性は、60%以上です・・

がんは、高齢化によって増加を続ける一方で、
5年生存率90%以上のがんも増えてきました。

診断直後、経過観察中、治療中、治癒した後の方など
がんと診断されたことがある方は、
2015年には約530万人と推定されており、
これは、国民44人に一人に相当します。

がんは、増えているだけではなく、
長い医療体制をとっていく
慢性的な疾患といっても過言ではありません。




このような状況も踏まえ、
医師の教育を目的とした
がん治療認定医の単位(5単位)が修得可能なセミナーを、
春と秋の2回/年開催しています。

12月20日に、大阪で第9回が開催されましたが、
来年3月7日(土)に
第10回日本癌治療学会アップデート教育コースが
都内で開催されます。

今回の開催運営にあっているのですが、
いつもの300席から、例年の予算の範囲で
600席の会場を借りることができました。

医師以外の医療者も受講可能です。

申し込みは
来年1月13日から開始となり、
それにあわせて、全国500施設弱に
ポスターやちらしが郵送される予定となっています。

どうぞ、カレンダーにチェックをお願いします!!



以下は、がん治療学会HPの再掲です。



日 時:平成27年3月7日(土)10:30〜15:30
会 場:日経ホール 〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7 
         日経ビル TEL:03-6256-7686

受講者数:600名

 

対象は医師,薬剤師,看護師等医療従事者
プログラム:
開 場:受付開始 9:30~
「診断時からの緩和ケアとは」                  10:30〜10:45

 

特定非営利活動法人日本緩和医療学会(厚生労働省委託事業オレンジバルーンプロジェクト
開会の挨拶                                       10:45~10:50
有賀 悦子(第10回アップデート教育コース実行委員長)
1. がんの放射線療法 総論                    10:50~11:20
司会:北原 規 (国際医療福祉大学病院放射線治療・核医学センター)
講師:伊丹 純 (国立がん研究センター中央病院放射線治療科)
2. がんの緩和療法 精神腫瘍領域総論    11:25~11:55
司会:有賀 悦子(帝京大学医学部緩和医療学)
講師:加藤 雅志(国立がん研究センター中央病院がん情報対策センター精神腫瘍科)
  (昼休み 11:55〜13:00)
3. がんの薬物療法 総論                     13:00~13:30
司会:相羽 惠介(東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科)  
講師:勝俣 範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科)
4. 乳がん治療ー最近の潮流ー               13:35~14:05
司会:佐伯 俊昭(埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍科)
講師:池田 正   (帝京大学医学部外科)
  (休憩 14:05〜14:20)
5. 肝胆膵がんの最新の薬物療法             14:20~14:50
司会:佐野 圭二(帝京大学医学外科)
講師:古瀬 純司(杏林大学医学部内科学講座腫瘍内科)
6. 泌尿器科がんの最新治療                  14:55~15:25

司会:堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)
講師:山口 雷蔵(帝京大学医学部泌尿器科学)
閉会の挨拶                                       15:25~15:30


http://www.jsco.or.jp/jpn/index/page/id/19

申し込みは、1月13日から
日本癌治療学会HPにてお知らせ予定


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