いや~やられちゃいました。 先日書いた持続皮下注の患者さんは、年相応の認知力の90歳を超える方。 ちょっぴり夢の世界に入っています。 今朝、風流先生と病室に行くと、とってもすがすがしい表情。 そして、ベット回りがとってもすっきりしていました。 ん??ポンプが見当たりません。 あれ、お風呂に入るのかしら・・
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ナースステーションに行くと、シリンジポンプが無造作においてありました。 そこに看護師さん 「ご自分で抜いちゃいました」 あは、は、は・・引きつった笑いが・・ やっぱり、そうなっちゃったか・・
とはいえ、フェンタニルで眠気がでない安全域が皮下注でわかったので出した指示は、 “デュロテップパッチ1/4面貼付”
まねしないでくださいね。 ダブルチェックしながらの、皮下注自己抜去に対する苦肉の策ですので。 でも、貼付剤だって剥がされちゃうことあるのですよね。 ニコニコしながら、べろんとベットの下に落ちていたことも、幾度か経験しました。
では、こういう方に本当にオピオイドが必要かというと、鎮痛薬で疼痛をコントロールしてあげると、せん妄も改善し、落ち着いて、すがすがしくなれる・・ 今まで飲めていたNSAIDsが飲めなくなってきたので、なおさら何らかの除痛を行っておいて挙げないと大変な週末になってしまいます。
ということで、皮下注の患者さんの今週の顛末でした。
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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