緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

9月 無理しないで。そして、生きて・・

2024年09月01日 | つれづれ
2学期
8月最終週の平日~明日9月2日までの間で始業式

学校や職場に足を運ぶことが難しくなる時期・・


どうか、どうか、無理をしないで・・



電車の人身事故など
痛ましいことを
日常的に経験する時期
けして遠い出来事ではないのです



無理って感じることが
繰り返されるなら

どうか、
もとのさやに戻ることを
目標にしないで・・

 

学校に我慢して行けるようになることが目標なのではなくて

先にある人生をどう作り上げていくかを探索することを目標にしてほしい




大学の入学試験に関わっていると
毎年、高等学校卒業程度認定試験
(高卒認定(旧 大検))に合格し
受験する学生さんに出会います。
 
色々な人生の道筋を経て受験まで
たどり着く多様な経歴の方も
高卒の方と、まったく対等です。

自分の人生をデザインし
自分なりに勉強を続け
自分のストーリーを生きている姿の受験生達は未来を描いてくれます





明日が憂鬱な方・・

どうか、”今”に押しつぶされないで・・
逃げていい・・
大丈夫だから

未来のために
SOSを出して・・
生きて・・

MariyaによるPixabayからの画像

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
suisuimedakaさん (aruga)
2024-09-01 22:31:35
>明日を諦めなかったから今がある

経験がおありだからこそ、この言葉が生きてくるのだなあと思いながら読ませていただきました。

かすんだり、靄がかかって先が見通せなくても、未来に続く道はあることが伝わるこの写真・・
感じてくださって、嬉しかったです。


>人生をあきらめないで欲しい

頂いたコメント、悩んでいる人に、きっと伝わります。
勇気づけられるコメント、感謝で一杯です。

aruga
返信する
chorus-kazeアッコさん (aruga)
2024-09-01 22:25:10
もし、ここに明日のことで迷い込んできてくれた若者がいて、いただいたコメントを読んだら、アッコさんのコメントから、沢山のメッセージを感じてくれると思います。

辛いことがあったりして、そこから離れたとしても、未来が閉ざされるわけではないのだと。
お孫さんの人生を歩んでいる影を感じて、どれほど若者を勇気づけてくれることでしょう。

私からの言葉、是非、お伝え下さい。
そして、お孫さん、長女さん、息子さん、アッコさん、簡単ではなかったでしょうが、道を作り、歩み続けられていることに励まされます。
アッコさん、コメント、本当にありがとうございました。

aruga
返信する
marimari58さん (aruga)
2024-09-01 22:04:18
>命がなくなるぐらいなら、学校なんて行かなくても全然OKというスタンスで接しています。
でも受験生である彼女は自分なりに一生懸命頑張っています。

彼女は自分なりに一生懸命頑張っている・・
そうなんです。
それでいいんです。
それが一番のことだと思います。

>一番苦しん一番苦しんでいるのは多分本人。
親は見守っていることしかできません。

とっても大切なことは、親御さんが元気であることだと感じます。
親御さんが元気でこそ、ご本人の歩みを支えられるので。
さらにmarimari58さんをはじめとする方が眼差しを送っていらっしゃることがほっとします。

コメント、ありがとうございました。
悩んだ今日の記事、お陰で、書いてよかったと思うことができました。

aruga
返信する
Unknown (suisuimedaka)
2024-09-01 19:52:28
最初の写真が素敵すぎて・・😍
文章に心が痛いさくなりました😄
自分も経験ありますが・・明日が来なければいいのにって😣
その明日を諦めなかったから今がある😅
人生を諦めないで欲しい😲
返信する
Unknown (chorus-kazeアッコ)
2024-09-01 17:16:57
こんにちは
長男のところの長女は小さい頃から負けん気が強くて
目立ちがたがりで、何でも果敢に挑戦して
なりたい役を勝ち取ったりして頼もしい子供でしたが
頑張って受験して入った公立高校進学校の
2年生に進級する時に、急に拒食症になって
その後体調不良が続いて退学しました。

現在までの5年ほどの間に
高校卒業資格を通信で取りましたが
最近、学びたいことができてきて
大学受験への希望も出てきて
お嫁さん(お母さん)とオープンキャンパスの見学にも
行ってきたそうです。

> 色々な人生の道筋を経て受験まで
たどり着く多様な経歴の方も
高卒の方と、まったく対等です。
自分の人生をデザインし
自分なりに勉強を続け
自分のストーリーを生きている姿の受験生達は
未来を描いてくれます

先生のこの言葉を彼女に贈ってあげたいと
思います。
ありがとうございます😊
返信する
Unknown (marimari58)
2024-09-01 17:13:44
こんにちは

私の中三になる孫も小学校の5年生から学校へ行けなくなり、今に至ります。
一番苦しんでいるのは多分本人。
親は見守っていることしかできません。
命がなくなるぐらいなら、学校なんて行かなくても全然OKというスタンスで接しています。
でも受験生である彼女は自分なりに一生懸命頑張っています。
人とは違ったアプローチの仕方かもしれませんが、未来を描く姿は一緒ですね。
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