緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

腹水の波

2006年10月23日 | 医療

昨年の今頃は、椎体骨折の患者さんの依頼が集中していました。 
今年は、腹水の患者さんがこのところとても多く、驚いています。 今日の回診で腹水でウンウンとうなっていた方の調整をチームで関わった後、新患依頼が5件も来、その内2件が腹水による腹壁伸展不快感のコントロールだったり・・・ 一つの診療科からというわけではなく、院内全体からなのは、どうしてなのでしょうか。 

ちょっと前に登場したオイスター先生は、自称スタビライザー(抑制的に落ち着かせる役目、医療現場では静かで、急変などが少なく、荒れない状況をいいます)でした。 そのオイスター先生のローテーションが終わったとたんに、ど==っと依頼が来、落ち着いていた方の症状に変化があったり・・・ 

医療現場には、本当に波があるものです。 

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4 コメント

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はじめまして (hana)
2006-10-24 10:50:05
私の病棟は消化器内科で、終末期となると腹水の貯留による腹満感で苦痛を訴える方が多くいます

そんなときは可能であれば腹水穿刺を行ったりもしていますが

苦痛が大きい場合はそれも追いつきません

先生のところでは、どのような対処をされているのでしょうか

教えていただけるとうれしいです
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こんにちは (aruga)
2006-10-24 22:33:28
がん性腹膜炎の症状コントロールhttp://blog.goo.ne.jp/e3693/d/20061011

ご参照くださいますと嬉しいです!
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ありがとうございます (hana)
2006-10-25 10:22:58
参考にさせていただきます!

方法などものせていただいてあるので

みんなで相談してみようと思います
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hana様 (aruga)
2006-10-25 22:18:24
10月11日の記事は、あくまでも一つの例に過ぎません。あしからず・・ 患者さんが楽になられますように。
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