「元来人間は、明日の事さへ解らないといふではないか。それに十年も五十年も先の事を、劃一の方針でもつてやらうといふのは、そもそも間違ひの骨頂だ。それであるから、人間に必要なのは平生の工夫で、精神の修養といふことが何より大切だ。いはゆる心を明鏡止水のごとく磨ぎ澄ましておきさへすれば、いついかなる事変が襲うて来ても、それに処する方法は、自然と胸に浮んで来る。いはゆる物来りて順応するのだ。おれは昔からこの流儀でもつて、種々の難局を切り抜けて来たのだ」(勝海舟「氷川清話」より)
保険の仕事をするものが、明日の事など解らないと言ってしまえば、仕事にはなりませんが、この勝海舟の言葉は日頃の精神の修養の大切さを教えてくれます。
保険の仕事をするものが、明日の事など解らないと言ってしまえば、仕事にはなりませんが、この勝海舟の言葉は日頃の精神の修養の大切さを教えてくれます。