今度の日曜日は復活祭。あまり教会に行っていない私にとっては心の痛むところですが、久しぶりに昔の本を手に取って読みました。もう亡くなられたムルグ神父さんの「新しい時代の始まり」です。昭和46年に出された本です。この本は私が学生時代に著者のムルグ神父さんからいただきました。お会いしたとき、一学生の私に熱弁をふるわられ、圧倒したのを覚えています。ムルグ神父さんはパリミッション会の司祭でフランス生まれ、日本でカトリック青年労働者連盟(JOC)やカトリック社会問題研究所を創設された方です。
いただいた本の中に「神は人間の歴史の流れに起こってくるできごとを通じて、そのみ旨を伝え、人類の進むべき道に対するその計画を示されているのである。できごとというものは、神から導かれている歴史の中において、人類の方向づけを示す、時のしるしであり、歴史の神学の素材となるものである。だからわれわれは、世界の激しい変動の中に神のみ旨を読み取るよう努めなければならないのである」とあります。
人間として心の目の見えない私が、目覚ましてくれる言葉です。復活祭を前にお祈りしながら時のしるしを読み取るよう努め活動を続けていきたいと思います。
いただいた本の中に「神は人間の歴史の流れに起こってくるできごとを通じて、そのみ旨を伝え、人類の進むべき道に対するその計画を示されているのである。できごとというものは、神から導かれている歴史の中において、人類の方向づけを示す、時のしるしであり、歴史の神学の素材となるものである。だからわれわれは、世界の激しい変動の中に神のみ旨を読み取るよう努めなければならないのである」とあります。
人間として心の目の見えない私が、目覚ましてくれる言葉です。復活祭を前にお祈りしながら時のしるしを読み取るよう努め活動を続けていきたいと思います。