今日は寺子屋江川塾で幕末から明治にかけて生きた福岡の女医で自らの塾で明治に多くの人物を輩出した高場乱を取り上げました。高場乱と聞いても分からない人が多いと思いますが、頭山満や玄洋社のメンバーの多くが高場乱の教え子で明治を活躍しています。玄洋社は戦後GHQにより国粋団体として解散させられネット検索をしても日本最初の右翼団体とみられている開設されていますが玄洋社が掲げる三憲則は、勤王・国権・人権で設立当初は自由民権活動を行っていました。頭山満も中江兆民とも交流して右も左も幅広い人材交流をしていました。特にアジアの独立運動に深く関与して朝鮮・中国・インドの活動家を援助していました。世間の評価ばかりが捉えがちですが、歴史を深堀すれば、歴史の評価、人物の評価も変わってきます。歴史上の人物はその一生涯を見なければ分かりません。自分自身がしっかりとした歴史と哲学を持つことが大切だとあらためて感じた今日の寺子屋江川塾でした。
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