今回の五輪エンブレム盗用騒動は組織委員会の白紙撤回で一旦仕切り直しとなった。
今日は組織委員会の副事務総長がスポンサーの代表となる財界に対し謝罪していた。
損害賠償問題はスポンサー各社の判断に委ねられるようだが多くの会社は大人の対応を見せるのではないか。(笑)
それはそれとして多くのアート・デザイナーが「今後仕事がやりにくくなる」と事業環境を悲観的に見ていることが心配である。
今回の出来事で「模倣」「盗用」のチェックが厳しくなり疑惑がかけられやすくなったということのようだ。
しかし私は意識的に「パクリ」をやっていなければさほど心配することはないのではないかと考えている。
現に今回のケースだって飲料メーカーのトートバッグ・デザインや空港での活用展開例などの盗用がなければ五輪エンブレムの白紙撤回という大騒動にはならなかったかもしれない。
偶々前例と似ていたとしても「模倣」や「盗用」さえしていなければコンセプトや発案プロセスをキチンと説明することにより疑惑解消は可能だと思う。
無論プロとして一定のチェックは必要だが業務の遂行にあたり委縮は無用だ、伸び伸びやったらいい。