一昨日のこのブログでEU各国やカナダ、豪州がシリア難民の受け入れを表明したと書いたが今度は南米各国が立ち上がった。
ブラジル、ベネズエラ、チリ、アルゼンチンが難民受け入れを表明したのである。
難民の「我々は多くのものを望んではいない。ただ安全に生活できればそれで十分だ。」との話は重い。
故国シリアでは身の安全すら脅かされ続けられたのだ。
文字通り命を懸けた大移動に世界各国がついに呼応した。
ところが日本は、といえば依然静観状態だ。
元々我が国の難民受け入れ実績は極めて乏しいのだが今回の出来事は方針転換のいいチャンスだ。
今我が国の人道支援力が問われている。
国連にカネを拠出していればいいというものではない。