グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

井上陽水のカバーアルバム新作に思う

2015年09月22日 | 日記

井上陽水が十数年ぶりにカバーアルバム第2弾ををリリースした。

昭和の名曲も多数採択されているのだがその中で筆者が注目したのが「黄昏のビギン」という曲だ。

この曲はすでにちあきなおみ他多くの歌手によってカバーされている、いわばカバー曲の中の名曲なのである。

原曲は1959年というからもう半世紀以上も前になるのだが永六輔・中村八大コンビによって作られ水原弘によって歌唱された。

ところがこの曲は何とB面として制作されたのである。

本当にポテンシャルとは分からないものだ。

それに水原弘という歌手も浮き沈みの激しい人生を送った。

デビュー曲の「黒い花びら」で第一回のレコード大賞を受賞するもその後酒とギャンブルで身を持ち崩し不遇のうちに世を去った。

せめて「黄昏のビギン」が歌い継がれていくことを望むばかりである。