昨日から東京ゲームショウ2016が開催されているが主役は仮想現実(VR)だそうである。
いよいよここまで来たかという感じである。
今までスマホの画面など2次元のツールを使って3次元の世界を疑似体験することはあったが最近はゴーグル型端末を駆使したものというからこれはもう仮想現実の度合いという点で従来システムとは似て非なるものだろう。
ただあまりに仮想現実度のレベルが高まると心配な点もある。
1つは現実からの逃避、第2には現実との混同だ。
前者については既に多くの若者の中で現実社会のコミュニケーションを避けて自分の世界に閉じこもる傾向が顕著になりつつある。
引きこもりが50万人とも100万人ともいわれる。
このような傾向を助長することがなければいいのだが。
後者については仮想現実の中で起きたこと、体験したことを現実社会で試したいという誘惑にかられないかということだ。
実際に残虐な、あるいは猟奇的な事件が増えているように思う。
VRの中でもしも何らかの快感があれば現実社会で同類の行動を誘発するとも限らない。
ゲーム業界の果てしない進化は現実社会を損傷する危険性をも孕んでいるのである。
いよいよここまで来たかという感じである。
今までスマホの画面など2次元のツールを使って3次元の世界を疑似体験することはあったが最近はゴーグル型端末を駆使したものというからこれはもう仮想現実の度合いという点で従来システムとは似て非なるものだろう。
ただあまりに仮想現実度のレベルが高まると心配な点もある。
1つは現実からの逃避、第2には現実との混同だ。
前者については既に多くの若者の中で現実社会のコミュニケーションを避けて自分の世界に閉じこもる傾向が顕著になりつつある。
引きこもりが50万人とも100万人ともいわれる。
このような傾向を助長することがなければいいのだが。
後者については仮想現実の中で起きたこと、体験したことを現実社会で試したいという誘惑にかられないかということだ。
実際に残虐な、あるいは猟奇的な事件が増えているように思う。
VRの中でもしも何らかの快感があれば現実社会で同類の行動を誘発するとも限らない。
ゲーム業界の果てしない進化は現実社会を損傷する危険性をも孕んでいるのである。