グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

データ消去請負会社のあまりの杜撰さに思う

2019年12月10日 | 経済
神奈川県から行政データの消去・破棄の請負を行っていた会社が大量の情報流出があったことを公表していた。
流出していた記録媒体はなんと3900個というから呆れてモノも言えない。
10年ほど前になろうか、個人情報保護法施行を契機に個人情報を取り扱う全ての企業が細部まで至るまで管理基準を制定しその遵守に腐心いていたはずだがそのデータの消去を請け負う専門企業がこの体たらくとはどういうことだろう。
パート社員はチェックしていたが正社員はフリーパスだった??
一体何を根拠にこんな管理体制を作っていたのか?
しかもこの社員は入社して程なく不正行為に手を染め、記録媒体を3900個も持ち出した最近まで発覚しなかった。
データ消去専門会社でこの杜撰さは全く信じられない。
そもそもこの会社の経営者にこの種の会社を経営する資格・能力があるのだろうか。
情報産業分野だから監督官庁は経産省かな?
今後どんなペナルティを課すなり、どんな監督体制を敷くのか、然と注視していきたい。
委託元の神奈川県も幾分かは監督責任があるのではないか。
何事も任せっきりではいけない。