引きこもり状態にあった長男を刺殺した罪状で元農水次官に懲役6年の有罪判決があった。
弁護側は犯行には短絡的な面もあったとして執行猶予付きを求めていたがは判決は計画性の方をより重視したということだ。
それにしても元次官の家庭は極限状態にあったようだ。
長男の引きこもりは家族に対する暴力のみならず長女の婚約破談と自殺、母親のうつ病発症などをもたらし、今回犯行者となった父親自身もたびたび生命の危険を感じたいうことだ。
こんな話を聞くと本当にいたたまれない。
たしかに「外部に相談すればよかったのに」という声もあるがそれ以上に追い詰められてしまったということだろう。
筆者がそれ以外に注目したのは我が国に中高年引きこもり者が50~60万人いるという現実である。
つまり上掲のような悲惨な現実を生み出す予備軍がまだまだ存在するということだ。
対象者をどうケアすればいいのか、社会復帰をどう支援すればいいのか、回答や解決手段は難しいのかもしれないが喫緊の課題だろう。
少子化対策もそうなのだが政府には全世代型社会保障と並んで、あるいはそれ以前に取り組む問題が山積している。
「憲法改正」や衆院解散などやっている場合ではないように思うが如何?
弁護側は犯行には短絡的な面もあったとして執行猶予付きを求めていたがは判決は計画性の方をより重視したということだ。
それにしても元次官の家庭は極限状態にあったようだ。
長男の引きこもりは家族に対する暴力のみならず長女の婚約破談と自殺、母親のうつ病発症などをもたらし、今回犯行者となった父親自身もたびたび生命の危険を感じたいうことだ。
こんな話を聞くと本当にいたたまれない。
たしかに「外部に相談すればよかったのに」という声もあるがそれ以上に追い詰められてしまったということだろう。
筆者がそれ以外に注目したのは我が国に中高年引きこもり者が50~60万人いるという現実である。
つまり上掲のような悲惨な現実を生み出す予備軍がまだまだ存在するということだ。
対象者をどうケアすればいいのか、社会復帰をどう支援すればいいのか、回答や解決手段は難しいのかもしれないが喫緊の課題だろう。
少子化対策もそうなのだが政府には全世代型社会保障と並んで、あるいはそれ以前に取り組む問題が山積している。
「憲法改正」や衆院解散などやっている場合ではないように思うが如何?