グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

緊急事態発令に関わる首相の記者会見に思う

2021年04月24日 | 政治

昨日発表された新型コロナウィルス緊急事態宣言に関して首相が記者会見を行っていた。

首相はかねてより「緊急事態宣言を再度発令させないことが首相の責務」と言及していたので今日の記者会見は「針のムシロ」だったに違いない。

本件に関し首相は冒頭簡単に説明し謝罪を行ったのだが記者たちからはさらなる説明や政治責任を問う質問まで投げかけられた。

しかし首相の回答は質問者の意図とは凡そかけ離れたピント外れな内容が多く隣に控えていた分科会会長にその矛先を振ってしまうケースも散見された。

こんな時こそ一国のリーダーは国民の不安ややりきれない感情に向き合うべきなのに質問には対してははぐらかし、挙句の果てには質問者の再質問は却下する有様だ。

こんな光景を見せられたら協力を要請された国民側の心も離反していくのではないか。

どうせ理詰めで説得できないのであればせめて感情だけでも寄り添うべきなのだがそれも実現できていない。

自助がダメなら共助、公助という手もあるはずなのだが・・・?