私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






学年末テストが近づいてきているにも関わらず、
最近、またこの傾向が出てきましたので、書かせて頂きたいと思います。


数年前もこの傾向がひどく出てきました。


「先のことなんて、どうなるかわからないから、今何をするか、すべきかなんてわからない」


最近、私の塾でも、そう言って、部活動や趣味、習い事、遊び、友達付き合いを
優先される方が“また”増えてきました。


私の塾では、中高一貫校の在校生を専門にしている「塾」ですから、
失礼ながら、テストの点数、成績下位の方が通塾して頂くことが多いです。


そして、圧倒的に、「運動部」の方が多いです。


私立校、中高一貫校で、部活動が活発なのはわかります。


私立校・中高一貫校だからこそ、伸び伸びと青春を送るために、
勉強だけでなく、勉強以外のことでも、充実させたいというのもわかります。


しかし、一つだけ、知っておいてもらいたいことがあります。


部活動の顧問の先生がどんなに偉いかは知りませんが、
各部員の進級・進学を「確実に」約束できることは絶対にありえません。


ひどい書き方をさせて頂きますが、部活動の先生は、
特に運動部においては、皆さんの貴重な「時間と機会」を奪っておきながら、
いざ進級・進学、テストの点数、成績の話になった時、
それは個人の問題、私は知ったことではないと突き放します。


さらに言い方を悪く言えば、散々、皆さんの時間と機会を「強制的に」奪っておいて、
最後の最後、責任を一切取らずに、謝罪もせずに、上記のような態度・姿勢を取ります。


その上で、最近は「塾や習い事があるからと言って、部活を休むことのないように」と
釘を刺し、テストの点数、成績下位の方を留年・進学不可への道へ追い込む形を
取るようですが、いかがでしょうか。


それでも、部活動の顧問の先生は、最終的に最後の盾として、こう言えます。


「そういった部活動の状況・状態でもテストの点数・成績を取っている人間がいる、
 それどころか文武両道で、成績上位者だっている。そんな中で、自分だけが、
 できない・やれないというのは甘えだ」


学生の放課後の、貴重な時間を使って頂いている(奪っていると言える)、
同じ立場の人間(学習塾)として、これはいくら何でもひどいのではないかと思います。


甘えの一言で、その学生の人生を左右する進級・進学を、留年・進学不可と、
追い込むような形をとっている(勉強時間を奪っている)のに関わらず、
責任も取らずに、謝罪もせずに、その態度・姿勢はいかがなものでしょうか。


数年前にも書きましたが、部活動の顧問の先生に、進級・進学の合否はもちろんのこと、
テストの点数や成績を操作できる権限はありません。


もしかしたら、その顧問の先生の教科において“だけ”、ある程度は“考慮”されるかも
しれませんが。


部活動の学校の先生だけを槍玉にあげましたが、他の趣味、習い事のコーチ・先生、
遊び、友達付き合いにおける友人・知人においても同じことが言えます。


そういったことをよく知った上で、「部活動」や趣味、習い事、遊び、友達付き合いを
優先するのかどうか、よく考えて下さい。


私が見てきた中で、残念ながら、進級・進学ができなかった方は、
圧倒的に、「運動部」の方が多いです。


塾ですら、「部活があるから」「部活動で疲れたから」と休む方が、
「家で」「自分で」「部活動が終わってから」「夕食を食べてから」
勉強するということは難しいというのが、現状だと思いますがいかがでしょうか。


そこまで、「部活動」に、自分の人生を賭けて、良いのかどうか、
よく考えての行動をして下さい。


最後に、改めて言いますが、進級・進学を決めるのは、テストの点数・成績のみです。
部活動はあくまでも“ごくわずかな”「追加ポイント」に過ぎません。


部活動の顧問の先生がどんなことを言おうが、学校はその事実を変えません、
進級・進学要綱は変わりません。


ひどい書き方ですが、部活動の先生は、皆さんの貴重な時間と機会を奪っておきながら、
いざ進級・進学の話になった時、それは個人の問題、私は知ったことではないと突き放します、
進級・進学を“助けてなどくれません”。これは、これが、「事実」「現実」です。


今回、「自宅学習日」となっているにも関わらず、
部活動を行った運動部があったようですが、その顧問の先生が、
進級・進学、テストの点数、成績に対して、「責任」を取ってくれるかどうか、
その態度、姿勢をよく見ておいて下さい。


あなたの人生がかかっています。


そのことを知って、よく考えての行動をすることをオススメします。


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三学期、学年最後の定期テストとなる学年末テストですが、
このテストは、今年最初の定期テストでもあります。


一ヶ月前の目標、決意、希望、願望をよく思い出して、
どうするのか、どうしたいか、どう変わるのか、変えるのか、
よく検討して下さい。


特に中学2年生、高校2年生は、残り“5回”の定期テストと、残り“3回”の成績で、
中学、高校という学生時代を終えることとなります。


長かった、ウザかった、面倒で、嫌で嫌で、ムカツクついた、やる気が出る・出ないなどの
話も、残り“それだけ”をやれば、もう強制されることも、“やり直す”こともないでしょう。


高校生の場合、やり直す=進級できずに留年という道もありますが、
その場合、テストの点数・成績がリセットされ、
もう一度チャンスが得られるということもできますが、
後輩達と肩を並べて、再度高校1年生、2年生をやるというのは、
精神的につらいものとなるでしょう。


そこまでの意識ができているかどうかで、進級・進学が、
今この時点でほぼ決定してしまうこととなります。


いやいや、思い立ったが吉日、最後の最後で、超本気になって、
やる気を出せば、大丈夫、余裕でしょう、と思われるかもしれませんが、
「昨今」はそれが難しいです。


記録化が進んできた今は、先生の裁量・思いやりで、テストの点数が大幅にアップ、
成績が“考慮”されて、ギリギリ進級・進学“させてもらえる”ということが、
まずありえません。


そのことを知る最後のテスト・成績となるのが、
この2年次の学年末テスト・三学期の成績=学年での総成績となります。


ここで不合格、「1」といった成績を取ることの意味をよく考えて下さい。


それは、それらは、2年次の皆さんの一年を、一年間を「否定」しています。


適当にやり過ごした授業・宿題、ノート・プリント、テスト、一学期・二学期を、
全てダメと認定したものとされます。


中には、本当に頑張って頑張っても、どうしてもテストで点数に結びつかずに、
成績が取れないという方もいたかもしれませんが、
不合格、「1」という成績は、基本的にその学校・先生が決めた“最低限の基準”を
満たしていないから、つけられるものとなります。


そして、その基準について、学校・先生は明記している、あるいは明言しているからこそ、
満たさなければ、容赦なく、切り捨てられるとなります。


苦言となりますが、「本当に」「本気で」頑張って頑張っている方ならば、
その最低限の基準を満たし、B合格・A合格、「3」「4」という成績は無理でも、
合格、「2+」といった成績になるようにできているものですが、
いかがでしょうか、「本当に」「本気で」ということを胸を張って、いえむしろ、
学校・先生に、異議を申し立てれるほどの「本当」「本気」だったと言えるでしょうか。


授業中、全ての授業一回も寝ること、ふざけることなく、先生の説明を熱心に聞き、
ノートは完璧に板書し、プリント・宿題は、遅れることなく全て提出し、
テストでは出来ないながらも、全ての問題を解こうと、途中式を書いたり、
間違えかもしれないが、自分の覚えたことを、単語を、解答欄に埋めて、
空欄を作らなかった。


ここまでやっていましたか。


ここまでやって、テストが0点、数点だった場合、
学校の先生はむしろ自分の教え方が悪いんじゃないかと考えることでしょう。


しかしほとんどの場合が、ここまでやらずに、むしろ中途半端にやって、中途半端な点数で、
不合格、合格、「1」・「2」という成績を行ったり来たりという、ギリギリのところを
賭け事のように楽しんでいませんでしたか。


中学2年生、高校2年生は、学年末テストを終えて、
残り“4回”の定期テストと、残り“2回”の成績しかなくなったら、
そういった意識を一切捨て去り、規則正しい生活をする修行僧になったつもりで、
やらない限り、“進学”は難しくなります。


これは中高一貫校での進学だけでなく、受験生もその意識を持たれたほうが、
宜しいかと思います。


希望する学校のレベルが高いのであればあるほど、そういった意識を持たないと、
難しくなるでしょう。


先日も書きましたが、受験生は、残り何日、何時間で来年度の受験日となりますか。
計算していますか?


平日一日の自由時間は、休日一日の自由時間は、その時間の中で、どれくらいを
勉強時間に割り当てるつもりで、いつまでにどこまでの勉強をするのか、
計算できていますか。


また、こういったことは、受験生に限らず、中高一貫校の方も、学生の内に、
そういった時間管理、時間感覚を身につけておくほうが宜しいかと思います。


説教話が長くなりましたが、中学2年生、高校2年生は、
残り“5回”の定期テストと、残り“3回”の成績で、
中学、高校という学生時代を終えることとなります。


おめでとうございます。


残り、それだけの回数で、もう二度と中学校で、高校でテストをやることも、
成績をつけられることもありません。


高校生は、大学進学しない限り、社会に出れば、もう二度と、
強制的な“テスト”は、ほとんど無くなることでしょう。


仮に大学に進学しても、テストを“受ける”こと自体は“強制”では無くなりますので、
もう無いと言ってもいいでしょう。


1年生も、ぜひ、これから先、何回の定期テストを受けるのか、“受けれる”のか、
何回の成績で、“進学”が決まるのか、数えてみて下さい。


延々にテストがある、まだまだ何度も何度もテストされる、成績をつけられ、怒られる、
わけではないことがよくわかると思います。


と同時に、残り数回のテストで、数回の成績で、自分の人生の岐路が、選択肢が決まるという
恐ろしいことに気付けると思います。


うるさいようですが、残り、それで、それだけの回数で、
あなたの人生が、あなたが決まることになります。


この学年末テスト、学年最後のテストだからどうでもいいですか?
あるいは今年最初のテストだし、次学年から頑張ればいいやですか?


よく考えての言動・態度・姿勢を示しておくことをオススメします。

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