演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/03/21 末広亭・昼の部

2007-03-21 | 芸協定席見ブんログ
瀧川鯉斗…『出来心』

瀧川鯉太…『転失気』
◎交互出演予定日
・春風亭鯉枝…23・24・25・27・29
・瀧川鯉太 …21・22・26・28・30   

江戸家まねき猫…「動物鳴きまね」

桂米福…『寄合酒』
(瀧川鯉朝昼夜交代)

雷門助六…『浮世床』
(春風亭柳桜交代)

松旭斎八重子…「奇術 八重子&プラス1」

三遊亭とん馬…『代り目』

桂竹丸…『童謡批評・踊り(かっぽれ)』

Wモアモア…『妹の結婚』

春風亭柳桜…『小言念仏』
(雷門助六交代)

三笑亭可楽…『臓器移植』

松乃家扇鶴…「俗曲」

桂米丸…『ジョーズのキャー』

《お仲入り》

春風亭柳好…『壷算』

東京丸・京平…「漫才」

古今亭壽輔…「漫談」

三遊亭遊吉…『道灌』
(三遊亭遊之介昼夜交代・三遊亭遊三交代)

ボンボンブラザース…「曲芸」

三遊亭遊三…『火焔太鼓』
(瀧川鯉昇休演・代トリ)


快晴の春分の日。11時40分の開場ですが11時には約10人の列。
列はどんどん伸びて行き、まるで深夜寄席並み!

開口一番は誰かなぁと思っていたら、なんと鯉斗さん
「ロフト寄席」では花色木綿でしたが、さすがに今日は「出来心」
高座を下りる時、最前列のお客様から御祝儀をいただき大喜びでした。

交互出演はお目当ての鯉枝さんではなく、鯉太さんでした
シャレづくしのマクラですが、ちょっとね・・・。

初見のまねき猫さん。自己紹介で会場を沸かせた後は、ニワトリや猫の
鳴き分けでした。

鯉朝師匠と昼夜交代の米福師匠。
先週の深夜寄席で喬之助師匠(今日から!!)も演じましたが、私は米福師匠の
「寄合酒」の方が好きです。

国立演芸場出演のため出番が早くなった助六師匠。
この師匠も拝見するたびに面白さが判ってきました

初見の八重子先生。正体不明のプラス1は「東京コミックショー」の
故・ショパン猪狩さんみたいな出で立ちです。
やたらタネ明かしをする奇術で、なかなか見応えがありました。

とん馬(とんば)師匠の「代り目」は元帳まで。

竹丸師匠も寄席では初見ですが、「童謡批評」は笑いました。
「祭日なのでお客さんも多いし、かっぽれを踊ります」と、
片肌脱いでの熱演。
先代の助六師匠は必ず高座の後に踊りを見せてくれましたが、こういうのは
得した気分になります。

Wモアモアさん、いいですね。東城しん師匠のほのぼの感が好きです。

柳桜師匠は本の宣伝と小言念仏。やっぱり「どじょう屋」まで聴きたいなぁ。

可楽師匠と扇鶴さんは、ごめんなさい。私はちょっと・・・

米丸師匠の「ジョーズのキャー」は3つサゲがある面白い噺。
特に3つ目のサゲは綺麗です

食いつきは柳好師匠。
巧みな話術で笑わせますが、現代風のくすぐりは、いらないと思います。

いつも赤い顔で楽しそうな京丸師匠。Wモアモアさんと両方の漫才を
見られるなんて贅沢すぎます!

しゃーぼんだーま、とんだー
今、誰がお目当てで芸術協会の定席に行くかといえば、
鯉枝さん、きらりさん、新山真理さんの3人を除いては
壽輔師匠とボンボン先生です
特に壽輔師匠には高座の上から、いじって欲しいような怖いような・・・。
今回は漫談だけでしたが、じっくりと噺も聴いてみたいです。

夜の部から変更の遊吉師匠。「ひざ前で道灌???」と思いましたが、
そこはベテランの味。わかりやすく聴かせていただきました。

とうとう私もボンボン入り?
繁二郎先生、さすがに満員の桟敷までは入りませんでしたが、テープを
鼻に乗せたまま桟敷客のお茶を取ったり、高座に戻ろうとしてバランスを
崩し、私の膝に手を付いたり・・・。
間近で見て気が付きましたが、目の動きが凄いんです
極めつけは赤い帽子を客席に落としてしまい、それを拾った私はあろうことか
逆さに投げてしまったんです。高座上で怒る繁二郎先生
もう一度帽子を手渡され、渾身の一投!
ラインドライブがかかった帽子は、見事に繁二郎先生の頭にスポッ
繁二郎先生に握手を求められ、夢見心地のひと時でした
ところで、後から気付いたのですが、この日は繁二郎先生のお誕生日でした。
不覚です

トリは遊三師匠。
4日の池袋に続き、またも鯉昇師匠にふられました













コメント
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