春雨や雷太…『牛ほめ』
昔昔亭A太郎…『権兵衛狸』
春風亭柳太郎…『長屋の花見』
三遊亭遊之介…『蝦蟇の油』
神田陽子…『西行歌行脚より鼓ヶ滝』
《お仲入り》
山遊亭金太郎…『不動坊』
林家今丸…「舞妓~※熱海の芸者~※田村正和“眠狂四郎”~※九尾の狐~※猫に小判~※大関・魁皇~似顔・男女各1名」
三遊亭遊之介…『宿屋の富』
若葉会から夜の部まで時間があったので「一人宮戸川」をしようと思い、“小網町”まで行ったものの“霊岸島”が判らずに断念
講談を聴いている間、ずっと鳴いていた“腹の虫”を治めるため立ち食い蕎麦を食う。
遊之介師匠が2席やる「日本橋亭遊之介の会」開始。
開口一番は雷太さん。めくりが“開口一番”のままで、必死に名前をアピール。
「春雨や雷太です。覚えられなければ雷太でもいいです。春雨でもいいです。前座のアンちゃんでもいいです」 この姿勢や良し
雷太さんの落語を聴くのは4回目ですが、いずれも違うネタ。余裕も出てきたし、噺も上手くなってきました。牛のほめ方まで教わったのだから、最後までやって欲しかったのですが台所まで。まっ、仕方ないか。
A太郎さんは初めてですが、桃太郎師匠のお弟子さんらしい高座内容でした。
柳太郎さん。相変わらず爆笑のマクラで沸かせます。面白い
今回は新作ではなく季節感あふれる「長屋の花見」。
おそらく小柳枝師匠から教わったのでしょう。21日に聴いた小柳枝師匠と同じく怖い“脅迫大家”でした。
遊之介師匠の1席目は見世物小屋の口上から「蝦蟇の油」
この噺を聴くのは2回目ですが、本当に素面の口上は見事で拍手が起こりました。
プログラムではゲスト扱いだった陽子先生。
登場するなり高座上が華やかになりました。
タンポポの漢字を教えていましたが、私に聞いてくれれば答えたのに・・・。
食いつきは金太郎師匠。先月の花伝舎寄席以来です。
座布団に座る時に、最前列で弁当を食べる客を見てニコニコ。
「気にしないで、遠慮しないで食べて下さい」
まさしく“食いつき”を地で行く光景でした。
「不動坊」という寄席では珍しいネタでしたが、幽霊役の噺家の名前が
「山遊亭金太郎の弟子で『山遊亭玉金太』」
お茶飲んでなくて良かった
風呂屋の場面、屋根の上の場面、満遍なく笑わせていただきました。
今丸師匠、昨日はありがとうございました
ご案内のように今日の注文は難題ばかり。自然と今丸師匠も無口になりかけます。
それにしても「九尾の狐」なんて浅学の私は知らなかった
そんな注文でもサッと切るあたりがプロですね!
トリは2席目の遊之介師匠。着物も着替えてます。
おなじみのネタですが、客の大法螺を素直に信じる宿屋の主人。
主人が去った後、法螺を反省する男。
この二人の対比が実に可笑しい。
ただ最後は主人の言葉でサゲて欲しかったです。
それでも一部の桟敷を除けばほぼ満席の場内を沸かせ、実力の一端を見せていただきました
昔昔亭A太郎…『権兵衛狸』
春風亭柳太郎…『長屋の花見』
三遊亭遊之介…『蝦蟇の油』
神田陽子…『西行歌行脚より鼓ヶ滝』
《お仲入り》
山遊亭金太郎…『不動坊』
林家今丸…「舞妓~※熱海の芸者~※田村正和“眠狂四郎”~※九尾の狐~※猫に小判~※大関・魁皇~似顔・男女各1名」
三遊亭遊之介…『宿屋の富』
若葉会から夜の部まで時間があったので「一人宮戸川」をしようと思い、“小網町”まで行ったものの“霊岸島”が判らずに断念
講談を聴いている間、ずっと鳴いていた“腹の虫”を治めるため立ち食い蕎麦を食う。
遊之介師匠が2席やる「日本橋亭遊之介の会」開始。
開口一番は雷太さん。めくりが“開口一番”のままで、必死に名前をアピール。
「春雨や雷太です。覚えられなければ雷太でもいいです。春雨でもいいです。前座のアンちゃんでもいいです」 この姿勢や良し
雷太さんの落語を聴くのは4回目ですが、いずれも違うネタ。余裕も出てきたし、噺も上手くなってきました。牛のほめ方まで教わったのだから、最後までやって欲しかったのですが台所まで。まっ、仕方ないか。
A太郎さんは初めてですが、桃太郎師匠のお弟子さんらしい高座内容でした。
柳太郎さん。相変わらず爆笑のマクラで沸かせます。面白い
今回は新作ではなく季節感あふれる「長屋の花見」。
おそらく小柳枝師匠から教わったのでしょう。21日に聴いた小柳枝師匠と同じく怖い“脅迫大家”でした。
遊之介師匠の1席目は見世物小屋の口上から「蝦蟇の油」
この噺を聴くのは2回目ですが、本当に素面の口上は見事で拍手が起こりました。
プログラムではゲスト扱いだった陽子先生。
登場するなり高座上が華やかになりました。
タンポポの漢字を教えていましたが、私に聞いてくれれば答えたのに・・・。
食いつきは金太郎師匠。先月の花伝舎寄席以来です。
座布団に座る時に、最前列で弁当を食べる客を見てニコニコ。
「気にしないで、遠慮しないで食べて下さい」
まさしく“食いつき”を地で行く光景でした。
「不動坊」という寄席では珍しいネタでしたが、幽霊役の噺家の名前が
「山遊亭金太郎の弟子で『山遊亭玉金太』」
お茶飲んでなくて良かった
風呂屋の場面、屋根の上の場面、満遍なく笑わせていただきました。
今丸師匠、昨日はありがとうございました
ご案内のように今日の注文は難題ばかり。自然と今丸師匠も無口になりかけます。
それにしても「九尾の狐」なんて浅学の私は知らなかった
そんな注文でもサッと切るあたりがプロですね!
トリは2席目の遊之介師匠。着物も着替えてます。
おなじみのネタですが、客の大法螺を素直に信じる宿屋の主人。
主人が去った後、法螺を反省する男。
この二人の対比が実に可笑しい。
ただ最後は主人の言葉でサゲて欲しかったです。
それでも一部の桟敷を除けばほぼ満席の場内を沸かせ、実力の一端を見せていただきました