古今亭志ん公…『締め込み』
《お仲入り》
古今亭志ん公…『花見の仇討』
浅草に行こうか、新宿に行こうか、悩みに悩んだ結果、行き着いた先は日暮里。
駅から歩いて3分。沖縄物産店「わした」。その店の奥に高座が設えてありました。
(ちなみに「わした」とは沖縄の言葉で『私達』という意味)
店長さんらしきおじさんが、一番太鼓・二番太鼓のCDをかけて気分を盛り上げます。
会場に着いてからネタ出しであることがわかりましたが、志ん公さんなら例えネタが判っていても聴きたいと思っていました。
「吉野」がかかって志ん公さんが登場。薄茶の着物と羽織姿です。
一席目
間抜けだけど人が良い泥棒。
夫婦喧嘩の一部始終を聞かれバツが悪い旦那。
夫婦の馴れ初めを話し、旦那を愛している女房。
この3人の描き方が実に鮮やかでした。
よく通る声と、人物描写を表した目の動き。
本当に上手いなぁと感じる内容でした。
10分の休憩の後、二席目
今度は黒の紋付に深緑の袴姿。
髪型が丸坊主なのも雰囲気を出しています。
この「花見の仇討」は、筋は知っていましたが、落語として聴くのは初めてで、
「この2、3日中でしかできない噺です」
一週間前にネタ出ししたそうですが、ナイスなタイミングでした。
間の取り方に若干の注文はあるものの、爆笑に次ぐ爆笑で店内を盛り上げました。
志ん公さんはなかなか噺を聴く機会がないのですが、それだけに二席も聴けたのは私にとって、浅草や新宿に行く以上の収穫でした。
明日は31日。寄席4場では様々な趣向を凝らした「余一会」が開催されます。
深夜寄席がない土曜日。私はどこへ行こうか悩んでいます。
《お仲入り》
古今亭志ん公…『花見の仇討』
浅草に行こうか、新宿に行こうか、悩みに悩んだ結果、行き着いた先は日暮里。
駅から歩いて3分。沖縄物産店「わした」。その店の奥に高座が設えてありました。
(ちなみに「わした」とは沖縄の言葉で『私達』という意味)
店長さんらしきおじさんが、一番太鼓・二番太鼓のCDをかけて気分を盛り上げます。
会場に着いてからネタ出しであることがわかりましたが、志ん公さんなら例えネタが判っていても聴きたいと思っていました。
「吉野」がかかって志ん公さんが登場。薄茶の着物と羽織姿です。
一席目
間抜けだけど人が良い泥棒。
夫婦喧嘩の一部始終を聞かれバツが悪い旦那。
夫婦の馴れ初めを話し、旦那を愛している女房。
この3人の描き方が実に鮮やかでした。
よく通る声と、人物描写を表した目の動き。
本当に上手いなぁと感じる内容でした。
10分の休憩の後、二席目
今度は黒の紋付に深緑の袴姿。
髪型が丸坊主なのも雰囲気を出しています。
この「花見の仇討」は、筋は知っていましたが、落語として聴くのは初めてで、
「この2、3日中でしかできない噺です」
一週間前にネタ出ししたそうですが、ナイスなタイミングでした。
間の取り方に若干の注文はあるものの、爆笑に次ぐ爆笑で店内を盛り上げました。
志ん公さんはなかなか噺を聴く機会がないのですが、それだけに二席も聴けたのは私にとって、浅草や新宿に行く以上の収穫でした。
明日は31日。寄席4場では様々な趣向を凝らした「余一会」が開催されます。
深夜寄席がない土曜日。私はどこへ行こうか悩んでいます。