三遊亭ぬう生…『定年ホスト』
桂笑生…『表彰状』
古今亭菊六…『幇間腹』
古今亭朝太…『火焔太鼓』
深夜寄席の入場を待つ列の最後尾で、寿 二ツ目昇進・古今亭ちよりんさんが案内&列の整理をしていました。
今席は昼の部に10日間出演し、そのまま残って先輩アニさんのお手伝い。
そのうち深夜寄席や早朝寄席に出演するでしょうから、その日が今から楽しみです。
他には三遊亭時松さんも顔を出していましたが、この人も出演しないのに良くお手伝いしているのを見かけます。ホントに熱心だなぁといつも感心しています!
開口一番はぬう生さん。先日の武蔵小山では「こんにゃく問答」を楽しませていただきましたが今夜は新作。
定年を迎えた男と場末(?)のホストの店長との“触れ合い”を描いた作品。
これがまぁ、口調といい、風景といい、現代の若者にマッチする楽しい内容。
初めて寄席に来て、初めて落語を聴く若い人にも入りやすい話で、客席のムードも上々。
しかもサゲもきれいに決まり、大きな拍手が送られていました。
続いて笑生さん。ぬう生さんが大ウケした後だけにやりにくそうでしたが、悪いことをしたハズの泥棒の行為がことごとく好意的な結果になり、しまいには表彰されるという話。
どっかで聴いたことがあるなぁ…とよくよく考えてみると2月25日の早朝寄席で聴いていました。
ただ、笑生さんは古典落語を面白く聴かせてくれることができる噺家さんだけに、できれば“古典”を聴きたかったという思いはあります。
菊六さんは“しゃなりしゃなり”と女形の仕草の様に登場。
「幇間」という若い人にはあまり聞き慣れないと思う職業の噺でしたが、一八の変わり身の早さや、若旦那のわがままな様子が受け入れられていました。
菊六さんは「片棒」「親子酒」「権助提灯」を聴いたことがありますが、今度は是非ともあの風貌(頭は違いますが)にあった“おかみさん物”を聴いてみたいものです。
朝太さんは以前、開口一番が多いと言っていましたが今夜は堂々のトリ。
期待に違わず、テンポの良い「火焔太鼓」を聴かせてくれました。
ところで、この「火焔太鼓」。最近聴くのはほとんどが主人もおかみさんも「250両」の所で水を飲みます。
昔、橘家圓蔵師匠で聴いた時は主人が250両で水を飲み、おかみさんは200両で飲みました。
『お前の方が50両早えぇじゃないか、こんちくしょー!』
この一言で、主人とおかみさんの立場が逆転するんじゃないかと思うんですよ。
それまで散散に馬鹿にされていた主人が、50両の余裕を持って優位に立つんじゃないですか?
同じ250両では、まだ立場が同じだと思うのですがいかがでしょうか?
まっ戯言はさておき、朝太さんの安定した噺は本当に心地よく聴けます。
新作2本と古典2本。バランスが取れた4人の噺を堪能した夜でした

桂笑生…『表彰状』

古今亭菊六…『幇間腹』

古今亭朝太…『火焔太鼓』

深夜寄席の入場を待つ列の最後尾で、寿 二ツ目昇進・古今亭ちよりんさんが案内&列の整理をしていました。
今席は昼の部に10日間出演し、そのまま残って先輩アニさんのお手伝い。
そのうち深夜寄席や早朝寄席に出演するでしょうから、その日が今から楽しみです。
他には三遊亭時松さんも顔を出していましたが、この人も出演しないのに良くお手伝いしているのを見かけます。ホントに熱心だなぁといつも感心しています!
開口一番はぬう生さん。先日の武蔵小山では「こんにゃく問答」を楽しませていただきましたが今夜は新作。
定年を迎えた男と場末(?)のホストの店長との“触れ合い”を描いた作品。
これがまぁ、口調といい、風景といい、現代の若者にマッチする楽しい内容。
初めて寄席に来て、初めて落語を聴く若い人にも入りやすい話で、客席のムードも上々。
しかもサゲもきれいに決まり、大きな拍手が送られていました。

続いて笑生さん。ぬう生さんが大ウケした後だけにやりにくそうでしたが、悪いことをしたハズの泥棒の行為がことごとく好意的な結果になり、しまいには表彰されるという話。
どっかで聴いたことがあるなぁ…とよくよく考えてみると2月25日の早朝寄席で聴いていました。
ただ、笑生さんは古典落語を面白く聴かせてくれることができる噺家さんだけに、できれば“古典”を聴きたかったという思いはあります。
菊六さんは“しゃなりしゃなり”と女形の仕草の様に登場。
「幇間」という若い人にはあまり聞き慣れないと思う職業の噺でしたが、一八の変わり身の早さや、若旦那のわがままな様子が受け入れられていました。
菊六さんは「片棒」「親子酒」「権助提灯」を聴いたことがありますが、今度は是非ともあの風貌(頭は違いますが)にあった“おかみさん物”を聴いてみたいものです。
朝太さんは以前、開口一番が多いと言っていましたが今夜は堂々のトリ。
期待に違わず、テンポの良い「火焔太鼓」を聴かせてくれました。
ところで、この「火焔太鼓」。最近聴くのはほとんどが主人もおかみさんも「250両」の所で水を飲みます。
昔、橘家圓蔵師匠で聴いた時は主人が250両で水を飲み、おかみさんは200両で飲みました。
『お前の方が50両早えぇじゃないか、こんちくしょー!』
この一言で、主人とおかみさんの立場が逆転するんじゃないかと思うんですよ。
それまで散散に馬鹿にされていた主人が、50両の余裕を持って優位に立つんじゃないですか?
同じ250両では、まだ立場が同じだと思うのですがいかがでしょうか?
まっ戯言はさておき、朝太さんの安定した噺は本当に心地よく聴けます。
新作2本と古典2本。バランスが取れた4人の噺を堪能した夜でした
