07/06/16 深夜寄席(芸協)

古今亭錦之輔…『甲子園の魔物』

昔昔亭桃之助…『あくび指南』

昔々亭慎太郎…『家族旅行作文』

三遊亭遊馬…『酢豆腐』


池袋演芸場がハネて大急ぎで新宿へ。今月唯一の芸協の深夜寄席です。

最初は錦之輔さん。甲子園大会決勝でエラーをしてしまった高校球児と“甲子園の魔物”とのやりとりや葛藤を描いた創作で、実際に“魔物”がいるんじゃないかと思わせる内容。
野球好きにはとても楽しい噺でした。

２月に二つ目昇進の桃之助さんは深夜寄席初登場！
ただ満席の雰囲気に呑まれたのか、力を出せずに終わった感じでした。残念。

昨日書いた“新製品”を持って慎太郎さんが登場。
この製品、芸協の二つ目さんの間では話題沸騰のようですが、私も今朝買って飲んでみました。
紙コップで一口飲んで、残りは同僚の女性たちにあげましたが、来週職場に行って彼女たちに嫌われていないか心配です
本題に戻って、慎太郎さんの噺も構成がしっかりしていて楽しく聴くことができました。

トリは遊馬さん。今週３回目で４席目(雷蔵八百夜で２席)ですが、“たがや”をかけてくると思ったら「酢豆腐」でした。
この時季は「たがや」と「酢豆腐」のどちらもタイムリーなネタですが、深夜寄席という客層や雰囲気を考えると「酢豆腐」で大正解！
突然の大きな声に客席も驚いていましたが、与太郎の登場でヒートアップ
若旦那の様子を中心に笑いの絶えない高座でした