瀧川鯉橋…『本膳』
柳家小蝠…『二十四孝』
《お仲入り》
笑福亭里光…『池田の牛ほめ』
桂才紫…『妾馬』
鯉橋さん・小蝠さん・里光さんという、私のお気に入りの噺家さんの勉強会。
才紫さんは神田きらりさんも出演しているNHKラジオ『サンデージョッキー』のサンデーズのメンバー。
演者も演目も注目の勉強会に、日本橋亭まで出向きました。
それにしても芸協3人、落協1人なのに、なんで落語協会主催(?)なんでしょうか!?
前座は無しで4人のみの出演。
最初は鯉橋さん。相変わらず指の使い方がキレイです。
結婚式の披露宴のマクラから本題へ。
「荒茶」のように人真似をして一騒動起きるという内容ですが、短い時間ながらツボを押さえた面白い噺でした。
続いて小蝠さん。真打披露の番頭格として活躍されてますが、この上席も披露目はないものの浅草の出番があり、お忙しいのではないでしょうか?
唐土の親孝行話を実践する八五郎の、とぼけた味が良く出ていました。
お仲入り後は里光さん。勿来に行った時のエピソードをマクラにしていましたが、気にするほどの下ネタでもなく笑わせていただきました。
(このエピソードの詳細は、里光さんのブログをご覧ください)
ネタ出しでは「牛ほめ」になっていましたが、上方落語の『池田の牛ほめ』。
こちらと違うのは主人公が、与太郎ほど愚かしくない点。
それとサゲに「屁の用心」を使わない所でしょうか?
江戸落語の「牛ほめ」は何度も聴いていますが、『池田の…』は初めてで新鮮に聴くことができました。
トリは才紫さん。
2月24日の深夜寄席で「近日息子」を楽しませていただきましたが、この「妾馬」の八五郎も良い味を出していました。
江戸っ子の典型のような八五郎ですが、母と妹を思いやる場面ではホロリとさせられました。
惜しいのは三太夫がまとも過ぎたのと、お屋敷で「モコモコ」が無かった事。
これがあれば最高の「妾馬」だったと思います。
それはさておき、才紫さんの明るい高座で楽しい雰囲気のうちにお開きとなりました!
柳家小蝠…『二十四孝』
《お仲入り》
笑福亭里光…『池田の牛ほめ』
桂才紫…『妾馬』
鯉橋さん・小蝠さん・里光さんという、私のお気に入りの噺家さんの勉強会。
才紫さんは神田きらりさんも出演しているNHKラジオ『サンデージョッキー』のサンデーズのメンバー。
演者も演目も注目の勉強会に、日本橋亭まで出向きました。
それにしても芸協3人、落協1人なのに、なんで落語協会主催(?)なんでしょうか!?
前座は無しで4人のみの出演。
最初は鯉橋さん。相変わらず指の使い方がキレイです。
結婚式の披露宴のマクラから本題へ。
「荒茶」のように人真似をして一騒動起きるという内容ですが、短い時間ながらツボを押さえた面白い噺でした。
続いて小蝠さん。真打披露の番頭格として活躍されてますが、この上席も披露目はないものの浅草の出番があり、お忙しいのではないでしょうか?
唐土の親孝行話を実践する八五郎の、とぼけた味が良く出ていました。
お仲入り後は里光さん。勿来に行った時のエピソードをマクラにしていましたが、気にするほどの下ネタでもなく笑わせていただきました。
(このエピソードの詳細は、里光さんのブログをご覧ください)
ネタ出しでは「牛ほめ」になっていましたが、上方落語の『池田の牛ほめ』。
こちらと違うのは主人公が、与太郎ほど愚かしくない点。
それとサゲに「屁の用心」を使わない所でしょうか?
江戸落語の「牛ほめ」は何度も聴いていますが、『池田の…』は初めてで新鮮に聴くことができました。
トリは才紫さん。
2月24日の深夜寄席で「近日息子」を楽しませていただきましたが、この「妾馬」の八五郎も良い味を出していました。
江戸っ子の典型のような八五郎ですが、母と妹を思いやる場面ではホロリとさせられました。
惜しいのは三太夫がまとも過ぎたのと、お屋敷で「モコモコ」が無かった事。
これがあれば最高の「妾馬」だったと思います。
それはさておき、才紫さんの明るい高座で楽しい雰囲気のうちにお開きとなりました!