演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

10/02/06 第28回 柳太郎の会(お江戸日本橋亭)

2010-02-06 | 芸協見ブんログ
一龍斎貞鏡…『山内一豊の妻 -出世の馬揃い-』

桂枝太郎…『ぼくのヒーロー』

春風亭柳太郎…『動物X(エックス)/カバンの中』(1席目2本)

《お仲入り》

丸山おさむ…「☆☆☆☆~月がとっても青いから(菅原都々子・桑田佳祐)~勝手にシンドバッド(桑田佳祐)~潮来笠(橋幸夫)~高校三年生(舟木一夫)~星のフラメンコ(西郷輝彦)~Bitter Sweet Samba(オールナイトニッポン/糸居五郎)~帰って来たヨッパライ(ザ・フォーク・クルセダーズ)~襟裳岬(吉田拓郎・森進一)~関白宣言(さだまさし)~I LOVE YOU(尾崎豊)~☆☆☆☆」

春風亭柳太郎…『胴乱幸助』


貞鏡さんが芸協の師匠の会に出演!
初めて???
てなわけで・・・(by三遊亭右左喜)
寒風吹き荒ぶ中、浅草から銀座線で神田へ実際はオレンジ色ですが…
途中、同行の常連さんとらんぷ亭の塩牛丼を初食べ!
うまい、うますぎる!!(by十万石饅頭)

貞鏡さん
淑なと書いて、貞鏡と申します・・・腹の中は真っ黒ですが・・・」
まさかこの自己紹介が演目の“布石”になっていたとは・・・
おなじみの『出世の馬揃い』を順調に読み進めて行ったまでは良かったのですが、途中『講釈師・・・』の川柳を披露したところでちょっと…
なんとか気を取り直して、その後は再び順調に
やっぱりこのような初めての会、初めてのお客さんの前では、読み慣れているものを無難にかけた方が良いですね!

枝太郎師匠
ちょっとふっくらした印象。
出だしから大スベリしてしまったものの、腹をくくって新作へ
『ぼくのヒーロー』は真打昇進前の花丸コレクションで聴いているのですが、あまり印象に残ってないんです
ということは・・・

柳太郎師匠(1席目)
短めの新作を2本。
“寄席寸法”なのでいずれどこかの芝居で聴けるかもしれません

丸山おさむさん
初見の芸人さん。
ネットで調べてみるとアタシが敬愛する白山雅一先生が“ボクの唯一の後継者”と言われているそうで、確かに業界人、芸人さんウケするようなタイプ。
年代ごとのモノマネも面白かったのですが、客席が一番沸いたのが「苦労を共にしている妻」とのダンス。
『Ⅰ LOVE YOU』の曲に乗せての“チークダンス”は空前絶後で抱腹絶倒!
いやぁ~、久しぶりに腹の底から笑って、ナミダが出るほど笑わせていただきました。
このような会は、このような芸人さんに巡り合えるのがいいですね!

柳太郎師匠(2席目)
丸山おさむさんの余韻が覚めやらぬ中、2席目は古典の『胴乱幸助』。
この噺は3年前の9月小南治師匠で聴いていますが、あの時は喧嘩の仲裁が好きな幸助さんの紹介まで。
今回は京都まで行くたっぷりバージョンだったので、幸助さんの勘違いと京都人の長閑な雰囲気が柳太郎師匠の新作口調に妙にマッチした、楽しい一席でお開きとなりました!
コメント (2)
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