⑲ 活動再開
しかし日本人はいつからこうなったのか?
災害や不況が来ると、政府保証の要求の嵐だ。勿論、前提として助けられるべき人達は助けねばならない。しかし自助努力を言わず、支援・支援の大合唱である。わずかでも給付金が出れば、「遅い」「少ない」と不満の嵐。マスクがついても、「小さい」「そんなものいらない」との声。
国の支援は、すべて国民の税金である。堂々と貰って良い。一方で、堂々と納税義務を果たすことだ。現在のコロナ危機は確かに戦争状態だ。従って戦時国債などの発行も仕方ない。次世代につけを回す。さらに今後、一定の増税も覚悟せねばならない。政治家は、選挙があるので増税議論は10年間無理だろうから、気の毒なのは若者たちだ。
一定の競争原理の中で、経済を立て直すことになるが、勝組の富裕層には財産税などの負担をお願いすることになる。貧困を助けるのも重要だが、知恵ある賢者に財産を作ってもらうのも重要だ。格差社会は、金持ちをいじめる事では何も解決しない。貧困になりたくないから人は努力するのだ。そして成功した金持ちには相応の税金(寄付)をお願いする。それでも金持ちは金持ちだ。
足元は、支援支援で良いが、そろそろ経済をまわして行かねば本当に貧困層の自殺が止まらない。コロナより貧困死を心配しろ!!