アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

898 新シリーズ 令和に巡る京の神社  ⑪ 八大神社

2022-01-27 11:04:37 | 日記

第11番 八大神社

 

京都市左京区一乗寺松原町1

主祭神    素盞嗚命 稲田姫命 八王子命

ご利益 旅行安全・必勝祈願・合格

左京区一乗寺辺りから白川通りを東に入るとすぐ大きな鳥居が見えてくる。そこから数百メーター歩いて境内に至る。途中は急な登坂で、旧境内であり所縁の方たちの家かも知れない。

ここ八大神社は八坂神社と同じ祭神を祀り「北の祇園社」と呼ばれ5月には祇園祭に似た例祭を行う。修学院離宮に近く江戸時代の天皇(後水尾天皇・霊元天皇・光格天皇)が度々訪れている格式の高い神社である。社頭横の扁額「八大天王」は、近くに詩仙堂がある為か、石川丈山の筆による。

また、宮本武蔵の吉岡一派との果し合いが行われた場所である。すぐ近くの「一乗寺下り松」において多数の敵と渡り合う、その前に当神社において勝利を祈願しようと訪れたが、「我神仏を尊びても神仏を恃まず。」と、手を合わさず敵に向かう。信仰の本質と自己の確立を表わす名言である。現在、「下り松古木」として本殿横に大事に保存さている。なお、宮本武蔵ゆかりの寺院としては、東寺の塔頭観智院に自作の絵画「鷲図」「竹林図」がある。剣も筆も名人の域だった。神社のすぐ隣には、「詩仙堂」、坂を登れば遠くに「狸谷山不動尊」が見える。その他、「曼殊院」や「圓光寺」「金福寺」など名刹が多く、散策には最高の地域だ。

武蔵が諸国を修行に旅したことから、旅行安全のお守りを買った。なぜか、帰り道修行に出ようと思った。「笑」

最近インスタ映えを狙ってこのような「手水」が多い。

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