地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

小池知事、深追いは・・・

2017-02-26 12:03:18 | 日記
お隣の国・韓国の大統領の問題に始まり、、、
アメリカ大統領・トランプ騒動。 挙句の果てに金正男暗殺と・・・衝撃が大きい上に行き先が見えない事が続いています。

そんな最中に日本国内でも安倍首相夫人の「名誉校長」での騒動が発生し、他の大事な事柄が国会で進まなくなったりしています〔これに付いては違う機会に触れようと思っています。〕

今、私が一番気になってるのは東京都知事・小池さんの言動。
なかなか難しい問題になってる「豊洲移転問題」ですが、色々とある中で石原慎太郎に対する扱いが気になっています。

私は女性が政治家として大きなポストに着いて活躍することに期待している者として、心配しているのです。 東京都の知事は自治体の長に留まらず全国に大きな影響があるだけに上手くやって欲しいんです。

今までは東京都の自民党だったり、都議会のドンと言われる内田議員個人を攻撃目標にして負の問題を大きく世の中にさらけ出した。 これは小池さんにとって大きな成果だと思います。

しかし、「オリンピック」と「市場の移転」と言う大きな事柄の欠点を何時まで続けるのか、そろそろ解決に向けての一歩を歩みだしても良いんじゃないかと言う空気が流れる事は小池知事にとりマイナスなんです。

何故なら、それらの問題はそんなに簡単に解決の道筋が見える話じゃない。
私もそうなんですが、都民〔国民〕は少しでも早い解決を望みます。 小池知事の立場だと、その期待に答える為にはとにかく都議会議員の協力が絶対に必要なんです。  頭数が要るんです

その目的を達成する為の絶好の機会が都議会議員の選挙です。 その時期までは可能な限り都民に期待を持たせ続けなければなりません。

そこ為にも、心配しているのが石原慎太郎の扱いなんです

この人を敵に回すと手ごわいです。
仮に石原慎太郎との戦いに勝利しても、かなりの手傷を負わされます。 相手は政治の第一線から身を引いた人、小池さんはこれから第一線で活躍する人。 これは勝って当たり前の相手だし、自分は無傷じゃなければならない相手なんです。

豊洲移転の問題は、それに関わった東京都の職員と政治家の問題です。
一般的には単なる公務員と政治家だと、その力に大きな差があり、結果に対する責任は政治家が取るべきですが、場合によっては都庁の職員が政治家と対等かそれ以上の時があるんです。

小池知事もその事はよく理解していて、現時点では都の職員の追及を本格的にはしていません。 
それをやると・・・知事に就任前とは言え、現在の責任者である知事に批判が向いてくる可能性もあるからです。

ところが石原慎太郎・元知事を追及すると、必ず都の職員の行動が表に出されます。 都の職員で責任者クラスはもうすでに退職した人が多いが、事情を知る職員は数多く残っています。 これを引っ張り出されると都庁の中がゴタゴタします。これは現在の責任者としてイメージが悪い。 知事に就任したてで実績は無いわけで、イメージで支持を維持しているのですから、新党を立ち上げて選挙に向かう時としては非常に重要なことです。

石原慎太郎の追及都の職員が表に当時の自民党都議が表に・・・

こんな行程が予想されます。 
この「都の職員が表に」の期間が大事な選挙前のイメージダウンになってしまうんです。

小池知事の就任前の職員がやった事としての逃げは、理解してくれる人とそうでない人に分かれます。 これは高い支持を持っている政治家として必要の無い賭けです。

結論として、、、石原慎太郎を追及しても小池知事は何も得る物は無いです。

運が悪ければ、相手は84才と言う高齢者、何時倒れてもおかしくない。 
もし追及のさなかに倒れたりすれば・・・困った流れになります。
 人に対しての同情を敵に回すことは出来ませんから・・・