地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

親戚付き合い

2017-02-25 23:02:48 | 日記
今日は新年が明けてすぐに亡くなった叔母の49日でした。

仏教で49日はけっこう重要な事みたいですネ
まぁ、宗教に関係なくそのくらいの期間が経てば遺族の人達も落ち着きます。 そして、気持ちを新たに自分の人生を進むのには丁度良い区切りの時かも知れません。
亡くなった叔母の子供たち(三名)も、葬儀の時に見た姿とは違い、顔も元気な感じでした。

ちなみに、、、49日までに7日ごとに身内の人達は法事があります。 そのいわれは7日ごとに極楽浄土に行けるとどうかを判断する日があるらしい。 ですから身内の人達は一生懸命に拝んで、亡くなった人が極楽浄土に行ける様に願うわけです。
・・と言う訳で、仏教では7日ごとに願う人が存在しなければ極楽浄土には行けないみたいです


私の両親の兄弟姉妹はこの叔母で全員が亡くなり、血族のあるオジ・オバはいなくなり寂しい気もしますが・・・反面、その種のお付き合いも少なくなりホッしている気持ちもあります。

一名の義理の叔母を除き、親戚の法事で会うのは従兄弟達です。年頃も近く、以前のように法要が始まる直前に行って、親戚の人達(年長者達)との世間話を避ける事もなく、気は楽になりましたネ

今日の親戚は父方の親戚で7名の兄弟姉妹なんです。 その夫や妻を含め14名の法事があるわけで、従兄弟同士が顔を合わすことも当然多くなります。

私の父親は長男だっのですが、戦争で兵士の期間が長く、長女がだんなさんを迎え入れて跡取りとなりました。・・・これって、、、ある意味、怖い話なんです。 戦地にとられた長男は生きて帰れない事が前提になってるんです。

私の代もそうですが、昔と違って今は兄弟姉妹の人数が少なくなり、この種の親戚付き合い回数も減るので、その種の負の遺産は軽減されるでしょう。

負の遺産・・・なんて言って反感を買いそうですが本心です。 オジ・オバの法事に付き合うエネルギーを、自分の親に対して各自が使えばそれで良いんじゃないかと思っています。

宗教の慣わしが好きじゃない事と、亡くなった親を思う気持ちとは別物で、そこに宗教なんて入り込む余地は無くて良いと思っています。 付き合いや体裁が主な理由でやり続けるのは、やはり負の遺産になりますヨ。

たぶん、こんなことを言わなくても、葬式から始まるその手の行事は自然と規模は小さくなります。 
何故なら、人口の多い団塊世代(s22~s24年生まれ)が後10年で80才になります、その頃になると葬式ラッシュが始まり、それに伴い法事も頻繁になり社会問題化します。

たまには従兄弟たちとの会話も良いんですけどネ・・・たまにで良いかな。。。。。