私は野党の応援者ではありません
しかし健全な議会制民主主義を維持するためには、もう少しちゃんとして欲しい気持ちを持っています。
野党の最大の欠点は反省をしない点です。 他人の事は批判するのに自分たちの事は触れないで知らん顔する。
今の立憲なんかは「批判だけの集団」になっています。そう言うのは政権から一番遠い共産党に任せておけばいい。
厳しい言葉やイヤミでは人の気持ちを引き付けることが出来ない事を解っていないです。
思い出して欲しい、、、、
以前に自民党政権を倒し、政権を握った民主党。
何故、、、民主党が勝利したか
そして、何故、、、民主党政権は短命に終わったか
思想的に右から左まで、政策は統一されない集団をなぜ国民は受け入れたのか。
答えは明快なんです。
その集団の顔になったのは「元・自民党員」だったからなんです。 そこをしっかりと認めて参考にしない現在の立憲をはじめとする野党に議席を大きく増やす可能性は無い。
今の様に批判に明け暮れしていて、喜んで着いてくる人たちは「岩盤支持者」だけ。
思想的に中道の人達から支持を得ないと議席は増えないのは解っているはずなのに・・・。
短命に終わった原因は、そこから考えると簡単です。
元々、統一の取れていない集団の顔が中道から、批判集団の左よりになってしまったのが原因です。
政権を担うと言う事はその国のトップです。批判を受けとめる側になっているのに、相変わらず他者を批判して自己を正当化するんですねぇ~。 それが通用するトップは独裁社会だけ。 岩盤支持者は喜んでも、民主党を支持した中間層は飽きてきます。
じゃあ、、、具体的にどうすれば良いのか
野党の皆さん まず、焦らない事。
親指の先に出来た傷を突いて腐らし、大きくする様な行為はやめる事です。
それで本体まで傷を負わすのは、しょせん無理な話です。
手・足・胴・頭と全身に傷をつけてから本体を攻撃しましょう。
・昨年末の桜田義孝五輪担当大臣の辞任
・同じ時期の菅原一秀経済産業大臣の辞任
・同じく河井克行法務大臣の辞任
・桜を見る会の中止
最近だけでも傷は沢山付けているのに、安倍政権の支持率にはそんなに影響しないんです。
それは、、、ある意味において野党が安倍政権に協力している事に気が付いていない
どういうことかと言うと、、、
一つの事で深追いをし過ぎてるんです。 これは「手柄」を欲しがっている様にもとれます。
結果、全ての事が「尻きれトンボ」に終わってるんです。
相手に終わらされる前に、自分で区切りをつけて・・・「その時点で手柄とする」
首相が深く関わることで「辞任」 「中止」 を勝ち取れば良いんです。 それは立派な手柄なんです。
欲張るから「野党の手柄」とならないんです。 岩盤支持層や左寄りの新聞から「追及があまい」と指摘を受けるかも知れないが、だからといって立憲の岩盤支持層が自民党を支持することは無い。
大臣の辞任は大きなことですが、、、、
その大臣が平議員の時に犯したミスを週刊誌に握られ、週刊誌は小物が大きくなるのを期待して記事にするタイミングを粘り強く待ちます。 その記事に沿って野党の議員は大臣を攻撃し、総理大臣にまで任命責任を追及します。
・・・週刊誌に踊らされている野党議員の姿は滑稽です。
その姿を見ながら、週刊誌の編集長や記者は祝杯を挙げているでしょうね。
大臣を辞任に追い込むなら、その大臣が地元でお菓子を配ったとかじゃなくて、国会での仕事で追及してください。
まともな返答のできない無能な大臣なら、任命責任を追及しても筋として正ししいけど。大臣になる前の事で任命責任は無理筋です。これは該当する大臣の辞任に追い込めば大手柄です。
大臣の辞任や法案・行事の中止が続けば自然と国民は自分の判断で不信感を持ちます。
違反行為を疑ってもダメを詰めに行っては激しい反撃が待っているだけ。 本当に問題ある違反行為なら検察に任せれば良いんです。 政府に対する疑問は深追いせずに、国民に疑問を持ってもらう方が支持を得られる効果は大きい。
国会議員の大事な仕事は他に有ります。
上記の様にかなりの傷を付けたのだから、次は本体ですが、、、本体を内閣総理大臣と思ってるのが間違いです。
本体は・・・法案です。
ここが一番大事な点です
何かの法案を「中止」・「延期」・「修正」に持って行ってこそ野党の存在価値が有ると言うものです。
法案に対して何も出来ないのなら、今の政府をわざわざ変える必要はないと国民は思いますよ。
特に立憲、、、野党第一党なのにトップから幹部まで、同じ様にヒステリックな言葉ばかりです。
話の内容も週刊誌かテレビ局並み 「あなた達は二流の記者なの」と言いたくなりますね。
もう一度言いますが、、、それで喜ぶのは「岩盤支持者」だけです。
まぁ、私もバカらしくて失笑してるから、喜んでいるのかもネ