何時まで続くか解らない新型コロナウイルスの猛威で、よく耳にする言葉が「医療崩壊」。
国や専門家は一番に医療崩壊を警戒し、それを元に色々と対策を考えています。
ところが私たち日本国民は生まれてから今日に至るまで、医者や病院の能力に不安を感じる事は有りません。
これを感じたのは命にかかわる大きな病気を経験した人たちだけですね。
保険制度も充実していて、何か身体の調子が悪ければ病院に行く。
私たちが考えるのはそこまでです。 後は医者・病院任せになります。
それは現実的な事だけでなくて、精神的にも任せっきりになります。
しかし、、、本当の所、医者にも解らない事の方が多いんです。
普通の風邪のように対処はするが、風に対する治療は出来ません。インフルエンザも同じだし、今の新型も当然ですが治療は出来ません。 そんな病気は数えきれないくらいあるんです。
それでも私たちは「対処」でなんとかなると思っています。
医者の対処は私たち自身が持つ力の補助が主たる内容です。 直接、敵と戦ってはくれません。
病気になれば医者・病院が何とか解決してくれる・・・とんでもない幻想なんです。
確かに医者が見事に解決してくれる病気も有りますが、そうでない病気の方が多いと言う事を私たちは知らない。
今回の新型コロナウイルスの対処として大活躍の呼吸器と人工心肺。
呼吸器の台数も、多くの人が感染すると不足します。他の病気で必要な人も大勢居てます。
また、非常に悪化した場合に使う「人工肺」・・血液を抜き、酸素を補給して戻す機械も台数は少ない。
急いで機械を作れば・・・と思うけど。 機械が有ってもダメなんです。
それらを使える医師が足りないんです。
高度な知識と経験、24時間体制の為に多くの人員も必要です。
色々と国や厚労省は言っていますが、、、
本当は、、、日本の感染病に対する能力は医者も病院もかなり低いんです。
日頃は中国や韓国の事を色々と批判したりしていますが、、、残念なことに感染病に関しては両国よりかなり劣っています。
島国と言う特性が有り、外国から病気を持った人は船か飛行機でしか日本に入れません。
中国や韓国だけでなくヨーロッパの様に、歩いたり車で入国することが出来ないので、かなりの確率で入国者を管理できます。
それが他国に比べて感染病に犯されにくいと思っていたのでしょうか・・・。
国もハッキリと感染病に対しての能力が低い事を認め、国民に協力をお願いした方が良い。
「医療崩壊になればイタリアの様に死者が多くなる」
そんな話じゃなくて、日本には多くの感染者を助ける体制が整っていません。だから自分で感染しない様に頑張ってと・・
感染者が増えたと言っても千や二千です。人口は1億人以上居てる訳で、まだまだ自分の周りに感染者の存在しない人が多く、ウイルスの脅威を実感している人は少ない。 まだまだ注意は上滑り状態です。
「その内に・・・」と多くの人が思って、他人事なんです。
ウイルスだって命がけで感染しているんです。 人間より先に地球の住人だったウイルスも、存在し続ける為には他の生き物に移動し続けるしかないのですから。 それをウイルスは何億年も前から繰り返している実績のある相手。
相手が本気なのですから、こちらも各自が本気で戦わないと痛い目にあいますね。
この騒動で解ったこと・・・再確認した
・日本は感染病に弱いと言う事。
・学校は教育の場と言うより「託児所」 勉強をする人は学校が休みでもやりますね。
・便利になり過ぎて自分で遊ぶ工夫が出来ない事。
・高齢者も感染者も、増えると「自宅で」と見捨てられる事。
・どんな時でも利己的な行動をする人が多い事
・日本の医療を妄信している人が多い事
・感染病に対する危機感は65才以上の方が強い。 感染する確率は若い人の方が高いし死者だって出る。
・国の方針で損失が出れば直ぐにお金と言う人が多い事
前から暴漢が近づいた時に 「キャー」と言って隣の男に抱き付く女。
自分を守るために戦ってくれる男の邪魔をする事になる。 本当は独りで安全な場所まで逃げてくれた方が助かります。
国や病院に抱き着かずに自力で逃げましょう