徳島ではつい最近まで新型コロナウイルスは対岸の火事みたいな所が有ったのですが。。。
ここのところ、、、連続で新しい感染者が出ている徳島です。
ディサービス・特養ホーム・海保、、、そして徳島市の大きな総合病院と集団感染が発生しています。
集団感染(クラスター)が発生すると、その翌日には濃厚接触者から感染者が、、、そして、その家族から・・・
でも、このパターンは経路がだいたい解明できるのですが、、、
集団感染が大きく報道されている陰で、学生・若い女性・無職の中高年がポツリポツリと感染者となっています。
そして、その人たちの感染経路は大半が不透明です。
ですから、健康な人たちにとっては集団感染者の大きな数字より、行動歴の不透明な数人の方が怖いんです。
徳島は地方の人口の少ない都市と言うのが幸いして、今まで感染者が少ない県でしたし、今でも総合計は少ない方だと思いますが・・・
徳島の人達の感染予防の意識が低いだけに、感染が広がるとアッと言う間に手が付けられなく恐れが有ります。
その意識の低さを都会の人が知ると、たぶん「嘘だろぉ~」って言うレベルです。
昼のランチなんかある普通の飲食店。
入り口付近に「加湿付空気清浄機」が有るだけで、それ以外は従業員も店の感染対策も無く、マスクもしせずに通常通りです。
その空気清浄機には「除菌」とシールが、、、除菌ではウイルスには何の役にも立ちません。
つまり、、、なぁ~んもコロナに対しての対応はしていないんです。
この傾向は地元の経営者の店が多いです。 全国ネットの店はそれなりに対策の基準を設けているのでしょう。
夜の街でも同様です。
共用しているエレベーターの消毒などしている様子は有りません。その管理は各店なのか、ビルの管理会社なのかも不明です。接待を伴う店にしても、客席に着くと「消毒液を使いますか」と女の子が持ってくる。
店側は手でおつまみを掴むことが有るので、それに配慮しているつもりなんでしょうが。そんな感覚の店じゃ、テーブル・トイレ・出入口の消毒をしているとは思えない。
出入り口で消毒してその店にウイルスを持ち込まない、そして持ち出さないと言う意識が見られない。
つまり徳島のような地方都市で、春先の感染が少なかった地方は緊張感が有りません。
言い訳程度の感染対策で、実態は無防備状態の店が多く。そこで働く人達も意識が低いのは自然の流れとなっています。
やはり店や会社の意識が問題です。
そこがしっかりと感染予防の意識を持ち、実際に対処行動をとらないと従業員の意識も低いままですね
感染者で重症化する人に限れば東京より大阪の方が多くなっています。
重症者の定義が統一されていないので、一概に言えないかもしれませんが、大阪の感染者の方が年齢層の高い人が多いと言うのは事実です。
この高齢者の感染が多い傾向は地方に行けば行くほど高くなる様子です。
感染予防に対しての意識のバラツキが有るのは市民だけでなく、その方針を示す行政にもブレが見られます。
難しい問題ですが感染者の情報をどこまで出すかは明確にするべきです。
ある感染者はかなり詳しく、別の感染者はあいまいな表現にとどめてしまっています。
そんな発表は憶測を呼ぶだけです。
ある大学生の場合は学校名だけでなく、行動歴が公表されたのに・・・
ある学生では、徳島市内の県立の学校とだけ、、、これだと私立・市立の高校は違うと解るだけ。
そして夏休みの為、濃厚接触者はいないと、、、
ところが、、その翌日には感染した学生と同じ施設に入る学生2人の感染者と発表。
これだと市民は「何処の学校???」 「行動歴は??」と思うでしょ。
そして色々と想像して、それなりの理由を見つけて確定してしまう。それが正しいか間違っているかは分からない。
徳島市内に県立の学校は・・・・一般的な高校の他に定時制の高校・看護学校・支援学校(知的障害)が有ります。
その中で宿泊施設のある学校は・・・となると絞られてくる。
そして「施設」と言う言葉を使うのは???
高校生とか中学生と言わずに「学生」と言うのは何故???
何も調べなくても、頭の中だけでも「犯人探し」が始まり、それなりに絞っていく。
これが誹謗中傷の原因になるし、他者に責任を押し付けて自分はしっかりとした感染対策を取らなくなる。
この感染症の問題は今年中に何となく終わるものではない
個人・会社・行政、、、、全てが高い意識を持たなければ終わりは見えません。
少しでも「漏れ」が有ると、全てが台無しになります。
東京などの大都市では難しい事でも、小さな地方都市では対処の効果も直ぐに出ます。
地方から成功例を出す時です。