去年、一昨年じゃなくて、、、、とおぉぉぉぉぉい昔の阿波踊り風景です。
昭和30年代の後半です。
この頃は町内会に子供連が有りました。(踊り子の集団を連【れん】と言います)
町内と言っても〇〇町じゃなくて、〇〇丁の小さな区域です。それだけ子供が多かったんですねぇ~。
子供の少ない所は一丁目と二丁目の合同の連だったりします。
写真は大人の人からアドバイスを受けたり、今日の踊るコースを説明されたりしている所です。
鳴り物は父兄が担当します。
チョット難しい三味線なんかも、阿波踊りの曲だけは弾けると言う人が居てるんです。
阿波踊りの期間は四日間。
一日は子供連で、、、、
二日目・三日目は企業連で、、、
四日目は町内会とか、今で言う有名連とかで踊るんです。
子供にとって一番楽しいのは企業連。
私は高知相互銀行(当時)と朝日生命の連で踊りました。
こう言う所の連だと差し入れが豪華なんです。
大きな樽に氷と水、その中に飲み物が入っているんですが。企業の連だとチョット高いジュースが入ってるんです。
当時だと、、、、バャリースとか三ツ矢サイダーが最高でしたね
この時代の地方には飲料水の会社が結構有り、全国区の会社の飲み物より安いので、小遣いで買うのはそっちなんです。
なんか貧しい感じですが、当時の子供たちにとっては重要です。
バャリースや三ツ矢サイダーは病気にでもならないと親も買ってくれません(笑)