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法律は何時作る?

2021-02-01 11:06:25 | 日記

新型コロナウイルス関連で特措法の改正が行われようとしている事は多くの人が知る所です。

国会で法律が作られるのは知っていても、その法律はどんなタイミングで作られるのが良いのだろうか?

 

何か問題が発生してから作れば、、、、泥縄だと言われ、遅い事を批判される事はよくあります。

しかし、大半の法律は問題が発生してから作り、可能性の有る事を予測して作る事はほゞありません。

そこには人々の自由を大事にする考えも影響しています。

危険(害)を予測すればかなり広範囲になり、規則で縛られる社会になってしまい、それは民主主義の国ではありえない。

 

可能性の有ると事と言いましたが、その判断は人によって違ってきます。

法律で対応するべき出来事か、社会常識で対応するべき出来事かの境界線を決定するのは難しい。

 

共産主義でも独裁国家でもない日本では、法律は問題が発生してから、新しい法律が必要かどうかを考えます。

これが基本のスタイルです。

そう、、基本はそうなんですが、何事も基本でない事も必要な場合が有るのです。

 

問題が発生する前に、予想される問題に対処できる法律を作っておく必要のある事。

それは明確なんです

外国・外国人など日本の外からやって来る事の全ては前もって法律を作っておくべきなんです。

例えば、、、、

外国人労働者に関連した全て。 外国の侵略行為(戦争)・密入国者。 

そして、人や国だけではなく動物も同じです。 気候変化で日本には存在しない動物が日本に来て大きな脅威となる場合も、近年なら予測できます。

そして、、、大問題になっているウイルスです。

とにかく、日本の外からやって来るモノ全てに対処できる法律を作っておくべきなんです。

今回のウイルスにしても、日本に韓国の様な法律に基づいた設備が整っていれば、日本人の良識でかなり違った結果が期待できたはずです。維新の会が春先から特措法を改正が必要だと言っていたのを思い出します。

もし、その意見を政府が取り入れて夏場までに成立させていたら、感染拡大の第三波が無かったか、有っても小さいものだったでしょう。これは本当に残念です。 

 

日本の保険制度や医療は先進国の間でも高評価だったのに、その国々の1/10程度の感染者で医療崩壊と大騒ぎになる現実を思い知ることになりました。これは感染症に対しての法律や設備が抜け落ちていた証でもあります。

それでも感染者・死者が少ないと評価されるのは、国の対処でも法律でも有りません、我々国民・・・人です。

 

国内の事を問題が発生してから立法で、一部に不満は残るでしょうが、規制は可能な限り少なくと言う観点から見れば受け入れることは出来ます。

先に法律を作るか、問題が発生してから考えるかの境界線は、、、、

日本国内の問題か、外から入って来る問題かで決めることが出来ると思います。

 

チョットした裏技みたいですが、、、、

緊急事態宣言などコロナ対策で、東京都などが国と駆け引きが見られました。

しかし、国が動かないと不満が有るのなら、各自治体の首長は条例で対処する事が可能なんです。

知っての通り条例は自治体が作る「法律」です。

もちろん国の法律に照らし合わせて違法が無いように作らなければなりません、、、基本は。

 

そう、、基本が有れば、基本でない事も有るんです。

ある交通違反で、その当時の法律では懲役三か月以下・罰金3万円以下だった。

なのに、、、徳島では条例で 懲役一年以下・罰金5慢円以下としたのです。

日本で徳島だけ厳しいんですよ。。。これは違法かもしれないですよね。

だけど、、、、最高裁の判断はOKだったんです。その理由はザックリと言えば「法律の主旨がそんなに違わない」

この判例に基づけば、、、東京都が要請した事に応じない人に対して、罰金なり営業停止なりを条例で定めて実行しても違法ではないと言うことになります。

最高裁の判例は法律とほぼ同格として扱われます。

自治体の長は強い気持ちが有れば、ソコソコの権力が有るんです。

国に権限をよこせと言う前に、条例で実行する首長が一人でも出てきたら、、、、、国民の賛否はどうなるのだろうか?