地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

博多のストーカー殺人で

2023-01-19 14:57:50 | 最近のニュースから

男と女が分かれる事で発生する殺人事件は、太古の昔からあり珍しい事件ではありません。

埼玉県の桶川市で発生したストーカー殺人事件で(1999/10)、翌年に「ストーカー規制法」が出来て、今までに不備な点を何度か改正されています。

その効果が効いている場合も多いのですが、どうしても一部は漏れてしまいます。

 

今回の博多の事件と言い、桶川の事件と言い、他のストーカー事件も含め、恐怖を与えたのちに殺している残忍極まりない事件です。

 

しかし、結論から言うと、この種の事件は無くならないし、防げない。

 

犯人は一番に疑われる人間で、その事を分かった上で実行するのですから、それこそ自費で警護を雇うしかない。

お勧めは出来ませんが、昔は暴力団に頼む人も存在し、暴力にはそれを超える暴力で挑み、その効果は高いのです。

 

ストーカー被害を警察に言うと、警察は段階的に対処します。

男と女の事ですから、最初から一方の話だけを採用して、その望み通りの対処をするのは間違いも起りますから。

ですから現実的には犯罪が発生してから「こぉ~していれば」と言う内容には無理があり現実的ではありません。

 

警察からの圧力でストーカー行為が収まるのが殆どですが、一年に1万人以上の対象者があり、その中には警察が介入してきたことで、より一層憎しみを持つ人間も存在します。

相手の女性は大した被害を受けていないのに、自分だけが一方的に攻め立てられて全面降伏をさせられている様な気持ちになるのでしょう。

また、元々気が短く自制心のかけらもない人間も存在するし、それを親が躾ける環境にない人も多く存在します。

他人の目線が自分に向けられていると感じただけで、殴りかかる人間も存在します。

そういう連中からの被害を防ぐ方法はかなり難しく、運が悪かったとしか言いようがない。

最近の様にSNSなどで知っているだけで、一方的な思いからの犯行も、そういう連中と同じで防ぐ方法はない。

 

ただ、付き合った相手からの被害は、まず付き合いの始まる前にある程度判別は出来ます。

もし付き合ってしまってから別れたいと思ったら、まず自分で相手と話し合う時間を持つべきです。

嫌かも知れないが、そこは自分も付き合った相手として責任が有ります。

相手と話もせずに、いきなり警察に盾になってもらうのは、相手の怒りを余計に買う事になる可能性が高い。

これといった効果的な方法は無く、この程度しかないと言う話で、繰り返しになりますがストーカー殺人を防ぐ方法は有りません。

確率的に失うものが大きい男は、こう言う無茶はしない確率が高いです。あくまでも確率です。

これは地位や財産だけじゃなく、家族や自分自身など本人が大事に思っている事。

 

この博多の事件の様なことが発生する前には「予兆」が有ったりします。

それはストーカーから何等かな方法で接触していたのがビタッと止まった時です。

接触が無くなった理由は全てで同じで、ある種の「潜伏期間」なのです。

その期間にストーカーの不満が膨れ上がっているのです。

接触を止め、復讐に変換する時期です。

ですから相手からの接触が無くなってから1ヶ月~半年くらいは、最も危険な時期で用心しなくちゃならない時期です。

接触が無くなり安心する時期ではありません。

 


ドライカレー

2023-01-19 10:55:00 | 日記

料理をする男なら、一度は掘り下げてみるカレー作り。

もう20年も前の話ですが私も例にもれず、色々とやった事は有ります。

料理と言うより子供の理科の実験で、次々と違う方法で作っていたので、結局はこれと言って好みのカレーに行きつく事は有りませんでした。

中には「最高だ」と思ったのも有るのですけど・・・素人の料理ですから同じものが作れない。

同じ材料で、同じ方法で作っても、味が違ってるんですねぇ~

 

今は仕方なく主夫をする羽目になっているのでカレーも作ります。

最近は一人分ならレトルトの方が都合が良くて、よく利用しますがどうしても飽きてきます。

大きく切ったじゃが芋や人参などを加えて、味に変化を付けたつもりでも、そんなに上手くはいきませんね。

 

ここ1~2年はドライカレーが多くなりました。

その理由は、、、・一人前が作りやすい  ・焼きめし・チキンライスに飽きが来たってところです。

 

作るのはドライカレー用のカレー粉です。

 

ある時にドライカレーを作ろうと具材を用意し、カレー粉のビンを取り出すと・・・空

そこで、焼きめしかオムライスにしようかと迷ったのですが、どうも口がカレーになっていて、どうしてもカレー味が欲しいんです。

そこで、以前に半分使った残りのルーが有るのを思い出し、その半分のルーの1/6を溶かして使おうと・・・

コップに水を入れ(2~30cc)て、レンジでチンして溶かしました。

よく混ぜて最後にフライパンの上で回しかけて炒めて水分を飛ばします。

それじゃあ、、、ドライにならないと。

確かに粉のドライカレーの様にはなりません。

しかし、米粒がくっついている状態にはならないんです。 表面がカレーで覆われているだけで、ベトベトって感じは一切ありません。

白米には事前に溶き卵でコーティングして、1粒1粒を離してありますから。

具材は好みで・・・

出来上がってからタマゴの黄身を乗せても良い感じになります。

今まで使ったルーは4種類ですが、自分の好みは「ボンカレーの辛口」でした。

ルーには色々と味付けがされているので、それが米の表面の卵に浸み込んで、予想以上に美味しいです


女・苦労なのか不幸なのか・・

2023-01-18 13:30:00 | 日記

新年早々に少し暗い話ですが・・・・

大畑智子(48)・・仮名。

20数年前に結婚、、、見合いで一度は断った相手だったが、人を通して熱心な誘いがあり結婚することになった。

自営の亭主は仕事もそれなりに順調で、近くに住む亭主の両親にも大事にされ、幸せな日々が続いた。

 

子供が出来て、一段落してから智子も仕事をする事になったが、その事には何の不満も無く仕事も楽しい感じで、何も言う事のない平穏な生活が続いていたのだが・・・

子供が出来て数年経った頃から亭主の暴言が始まった。元々言葉遣いが良いとは言えない人だった・・

夫婦の間に何が有ったのかは分からないが、亭主の暴言は段々と酷くなり耐えるのが難しくなった。

思えば亭主の母親も言葉が悪く、当初はザックバランな人と感じていたけど、亭主の暴言が酷くなるにつれて、その母親の言葉も暴言として聞こえる様になってしまった。

智子の話では亭主の浮気とか暴力とか浪費癖などは無く、ただ言葉の暴力で奴隷か虫けらのように言われる事が最大の問題だった。

 

そんな日々でも、仕事で外に出る事が多く、亭主と接する時間が短いし、子供の事も有り離婚は考えず日々を送った。

そんな気持ちになってから15年、、、、

子供が高校を卒業して就職することになり、それを機会に家を出て一人住まいする事を考える様になった。

その時に母親の気持ちを感じ取っていた子供が

「お母さん、もう我慢せず離婚しても良いよ。なんなら家を出て私と一緒に住んでも良いよ。」と言ってくれた。

 

智子は離婚を決心して、何時言い出そうか考えている時に、自分の親に介護が必要になった。

親の介護は大変な事だが、智子にとりそれを理由にし、とりあえず実家に帰り親の介護をする事にした。

実家は子供が一人暮らししている家とも近く、親の介護は大変だが亭主と離れて暮らす開放感の方が勝っていて、介護と仕事に励み、子供も実家に来て夕食を共にしたりして、精神的に充実した日々が続いた。

 

亭主が暮らす家には服を取りに帰るのと法事程度で、実質的には別居生活になり1年ほど過ぎた頃。

介護の甲斐なく親が亡くなり、その後始末が終わった頃に、自分の身の振り方を考える時が来た。

智子が暮らす実家と亭主が暮らす家とは1時間半ほど離れていて、帰る気持ちになれない智子は電話で話をする機会が増えた。自分の仕事にも実家の方が便利と言うのも有ったし子供も近い。

 

亭主と電話でゴタゴタした話をする期間が数か月過ぎた頃に、、、、

ある時、何度も繰り返している話を亭主と電話で話をしていたのだが。

突然、亭主の言葉が変になり無音になってしまった。

何か大変な事が起こったのかと、近所に住む亭主の親に電話して様子を見てもらう事に・・・

暫くして亭主の親から電話があり、亭主が倒れて意識がなく救急車を頼んだと。

運ばれた病院に行き医師の説明で脳溢血だと知った。

意識がなかなか戻らず、かなり危険な状態になったが、何とか意識は取り戻した。

そして医師から、、、命は助かるが重い後遺症が残るだろうと。

正直なところ、智子にとり他人事のように感じて、亭主の事を心配する気持ちにはなれなかったらしい。

それどころか、この状況では離婚の話を切り出せない事に困った。

長い入院期間が終わり、リハビリと介護ができる施設に移ったのだが。

病院でもリハビリの施設でも、このコロナ禍で面会する事は無く、それは智子にとって都合が良かった。

ただ、そこの人達が「奥さん、・・・・・」と、何かの連絡事項や亭主の状態を説明してくれるたびに言う「奥さん」が、どうも気にかかる。何かこの亭主の最終的な責任者として、世話の義務を押し付けられているように感じたのだ。

智子にとり亭主の病気は関係なく離婚するつもりだったのに、離婚を口にすれば世話が必要な人を見捨てていく感じになってしまう。面会できないと言うのもあるが、亭主の親や兄弟は一度も見舞いに来ないし、、、。

 

離婚は口にせず我慢していたが、現実的には顔を見る事も無く、一番嫌だった亭主の暴言も聞く事も無いので、その事に耐える事はしなくて済む。

子供は以前から考えていた事なので、離婚の話しを言っても良いのではと言ってくれるが、、、、やはり実の父親ですから、以前の様に強く勧めると言う事は無くなり、ついに孤立する事に・・・

色々と悩み考えている間にも時間は経ち、施設の人はその後の事を色々と説明してくれるようになり、その話の中心に自分が置かれていく。リハビリと介護を永遠にやり続けてくれる施設が見当たらないと言われ、奥さんが家で世話をするのが一番だと。智子にとっては、まるで厄介者を押し付けられる感じにしか取れなくなっていた。

 

そして、、、リハビリ施設の人の「時間がかかるかも知れないけど、何処か受け入れてくれる施設を探すので、それが見つかるまでは奥さんの方でお願いします。」との意見を受け入れてしまった。

心はかなり昔から離れていても、長年一緒に人生を歩んだ人が困っている時に、それを見捨てる事は道義的にどうしてもできない。その上に、決心する後ろ盾となっていた子供の心も、以前とは違って変化している。

施設の人の「施設を探す」と言う言葉が唯一の希望で、一時の辛抱だと自分に言い聞かせた。

 

親が居なくなった実家を車いすでも生活できるように改造して、障がい者となった亭主の世話をする事に。

身体の半身が不随で、言葉も上手く発する事が出来ない。色々な介護サービスも利用しているが、亭主を一人には出来ず、誰かが「守り」をしなければならない生活に。

子供や智子の姉妹が協力はしてくれるが、亭主の家族が一切協力してくれないのにも腹が立つ。

 

智子は多くは無いが自立するだけの収入は有り、たちまち生活に困る事は無いと思っていたが。

自営の亭主が事業資金として負債が残っていた。亭主が元気であれば問題の無い負債で、倒れるまでは返済も滞りなく行われていた。離婚予定の亭主が、突然に障害者となり、借金を抱えたまま転がり込んできた。

結局はその負債を自分が借り換えて一旦支払い、返済期間を長くして、全額を自分で支払う様になってしまった。

これが健全な夫婦関係であれば受け入れるより他はないかも知れません。

しかし、、、離婚予定の亭主となると、愛情がないどころか憎しみさえある相手。

入所できる施設を探す間と言われたが、数か月も探して無かったのに、今更新しい所が見つかるとも思えない。

正確に喋る事が出来ないのに、相変わらず吐き捨てる様に暴言を吐く亭主。

 

正式な離婚に応じてくれなくても、実質的に離婚状態の別居なら、それでも我慢しようと決心していた智子。

それが、、、同居だけでなく介護もする事になってしまった。

親と違って同年代の亭主の介護ですから、智子の残りの人生は全てその事に使う事になってしまう可能性が大きい。

 


徳島の夜の街 人がいませんねぇ~

2023-01-17 23:19:10 | 日記

買い物ついでですけど、久しぶりに夜の街を歩いてみました。

表通りは時々歩くので、裏通りを・・・

少し見ない間に3軒に1軒は閉店しています。

1年半ほど前にはソコソコ営業していたと、、、正確には営業を装っていたのかも知れませんね。

そう・・

国からの給付金です。

営業不振で閉店する予定の店も、給付金が出ると言うので家賃を支払って営業を続けたんです。

それは かるぅ~い詐欺行為ですが、国もある程度は織り込み済みの事。

緩い条件で給付するのが、ある種の目的でもあったので、そんな感じになっても不思議じゃない。

個人的にはそれで本当に持ち直してくれれば良いのになぁ~と思っていましたが、商売はそんなに甘くないですね。

  灯りが目立つので、そこそこ店が開いているような錯覚をしそうになります。

1階部分だけでも1/3 2階以上を含めると、営業している店は1割程度も無いかも知れない。

元々小さな店の多い裏通りですが、数軒あったラウンジ系統の店は全滅でした。

これは表通りも同じで、いわゆる「酒と女」の店はかなり閉店に追い込まれている様子です。

その種の店で残っているのはキャバクラだけ、それも人数や質は

人を見かけない「夜の歓楽街」なんて廃墟同然です。


少子化対策は金では出来ない

2023-01-17 10:56:50 | 日記

子供のいない私が何度も少子化が大変だと言うのも、、、なんか言われそうですけど

国も重要な課題だとして、やっと本腰を入れたかな・・・と

 

しかし、何度も言っている様に、そこに税金を投入するだけでは効果は薄い。

若い人達に意見を求めると、、、子育てには大きな資金が必要で・・と、収入が少ないことを理由にしたりします。

 

確かにそれも大きな理由だとは思います。

ただ、それは子育てに苦労すると言う理由で、子供を産まないと言う理由とは少し違う気がします。

 

そして、、、一例ですが・・・

出産にかかる費用を負担する為に給付されている資金を増額する事になったが・・・

新年度の4月から増額して支給しれます。

それを待っていたかのように、出産費用が値上げされます。

国が税金を妊婦に支給し、それを産科の病院が全て取り上げます。

これでは子供を産む人の出産費用の負担が少なくはならない。

妊婦が税金の運び屋になっただけです。

出産費用は全額を国が負担して直接支払えば、それなりに費用を抑える圧力もかけられる。

資金の豊かな人はそれなりに特別なサービスを受けて、その費用は自分で支払えばいいだけの事です。

 

国が出す資金に「〇〇費用」と使い道を限定すれば、その受け皿となる会社・病院などは必ず値上げする。

それらは民間の事業者なので、その動きは止める事が出来ません。

ですから国が直接の支払者となって関与する方法しかありません。

国は色々な事業の許認可に関わります。公共性の高い事にはある程度の関与が必要だと思います。

少子化対策を重要な政策とするならば、そこは今までより強く関与して結果を出す努力をするべきです。