脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

認知症?・・まだ見抜けなかった私たち夫婦

2015年07月09日 09時38分49秒 | 日記
大阪へ妻の運転する車中、見慣れた風景から阪神高速へと進路を取ると平日の昼・・いつもの料金所は大変、混んでいた。『お父さん・・この前、E香(次女)もおばあちゃんの事、心配で少しの間、お泊りしてたやん?あの子も"おばあちゃん呆けてる"って言うてる。同じ事ばかり繰り返して聞くから、つい大きな声で"さっき言うたやん!!"って言い返すと・・おばあちゃんキレルって・・』料金所でお金を払って出たところも、それぞれの車が進路を取るため混雑している。『うん・・遺言書の件もそうやけど、おばあちゃんの様子も見に行くのが目的やしな。遺言なんか書かなくていいって、法定相続があるんやから。』私が言うと『そやねん。昨日も電話あって遺言書の書き方の本とか買ってきたって言うてたし、早く書かないと・・って』とにかく遺言呪縛を無くしてあげないと・・そうこう話していると阪神高速の環状線合流地点に来た。。ここから空港線へ進路変更するのが妻は、どうも苦手らしい。本町界隈のビル・・テイジンの看板が見えるとまず小さな合流地点・・右側車線へ寄るためウインカーを出すが・・大阪は、セッカチな人が多いので強引に入っていかないと後方からはクラクションの音・・妻が『もう!1ホンマ、ちっちゃい奴!!』軽自動車であることも・・大型のトラックはウインカーを出している妻を気にしていないかのように詰めてきて車線に入れようとしない。東京の首都高速では走行しやすく阪神高速のようにゴチャゴチャしていなくウインカーを出せば入れてくれる。『関東と関西って、ホンマ、ちゃうな。横浜に住んでた方が良かったワ!もう!!』そして環状線合流・・一番右端の車線からカーブを下ると6車線の環状線が走っていて左3車線が池田方面である。平日の昼、営業用の車やトラックがビュンビュン走っている.隣に乗っている私まで緊張感が走った。妻が無言でウインカーを左に出す。空港線池田方面へ2度、車線変更・・都会の道に慣れていない妻にとっては、ここが一番の緊張ポイント。チカチカ・・ウインカーの音が車内に響く。『よし!今や・・』私がナビのサポートをする。更にタイミングを計り無事、池田方面の車線に移動。道なりのカーブを走ると梅田周辺のビルがフロントガラスから見え始めた。妻は少し落ち着いたのか『なんで遺言なんやろ?』これは後でわかった事ですが義母が認知症になった時、義母の自宅を売却して施設への入るお金にするということだったのです。それを妻の兄の奥さんが考えていた・・お義姉さんとして最善の方法として考えたのでしょう。。『死ぬの待ってるみたいや!!』妻と義母は本当に仲の良い親子なので母親思いも相当です。お義姉さんの行動に理解が全くできず『お兄さんが言うなら、まだ納得やわ。なんで嫁が??』ハンドルをギュッと握り唇をかみしめながら・・そして実家に到着。いつもの笑顔で、おばあちゃんは私たちを迎えてくれました。
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