脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

反省と感謝・・病気になって☆心の曇りを取り除く

2015年07月04日 09時47分49秒 | 日記
脳出血で倒れ2年が過ぎました。仕事もできず現在は自宅療養の毎日です。病気になった当初は『なんで?俺が?』そう思っていました。入院しベッドの上だけの生活・・看護師さんたちの介護と支援、優しさを通じ、それまでの自分を大いに反省させられました。あれから2年、これまでの人生を振り返ると本当に自分が恥ずかしく思います。小学生の頃から一つ一つなぜか鮮明に、出来事が頭に浮かぶのです。心の無い言葉で多くの人を傷つけたこと。小学校の頃、遠足で誰も自分と弁当を食べてくれなかったこと・・この理由も今となり漸く、わかったのです。人の欠点や容姿を蔑み言葉を発した自分に返ってきただけのこと。言っていいこと悪い事をわからず振舞いつづけた答え。40数年前のことです。私が傷つけた多くの人、なぜか名前も覚えています。心の中で、その人達に手を合わせて謝りました。決して、届かないことは理解しています。これまで私は欲しがるばかりの人生でした。人に与えること・・極めて少ない人生でした。知らず知らずに奪っていたこともあると思います。なんと器の小さな事だと。自分の思い通りにならなければストレスを感じ親や兄弟に迷惑をかけ・・中学、高校・・そして社会人・・自分の我欲が強く出たとき・・やはり孤独感に悩みました。でも・・その時は、そんな自分を変えようとせず生きて来た・・結果、神様は・・未だ、わからないのですね?そして脳出血という病気で私の心の曇りを取ろうとしてくれたのではないか・・病気になり更に私自身の心が曇ったときは、きっと・・・でも、漸く、反省と感謝の心の意味を理解できたような気がします。そうすると・・左半身麻痺の私ですが、こんな体でも人の役に立ちたいという気持ちが強くなってくるのがわかるのです。そして逆に、欲が極端に無くなってきました。お金は生活できるだけあればいい。ブランド品など欲しいと全く思いません。時々、妻と観劇を鑑賞したり美術館に行ったり心の栄養になる楽しみがありさえすればいいと思っています。執着心・・殆どなくなりました。こうあるべき・・こうでなければ・・こんな言葉は私の口から出ることがなくなりました。今、会社を相手に訴訟を進めているのは妻や娘たちのためだけです。もし勝訴し多額の、お金が入ってきたとしても私は1円もいりません。これまで支えてくれた妻、そして可愛い娘のために残せるものがありさえすればいいと思っています。妻も質素で倹約家『裁判に勝っても全部、貯金しておくから・・』私は、もう一つ・・私自身が死を迎えるとき、裁判で勝っていたなら、その損害賠償額の一部を障害者のために寄付したいと心密かに思っています。健康な頃、『寄付?あほらしい。こっちが寄付して欲しいくらいや!』こんな事を平然と思っていた私です。ボランティア活動は素晴らしいと思っていますが以前の自分は『アホくさ!1円にもならん!他人のために・・』こんな心でしかなかったのです。恥ずかしい限り・・でも病気になって自宅療養する中、今では病気に感謝し家族に感謝しています。今の私にできることは、たかが知れています・・買い物に行ってもレストランに行っても、お客だからと偉そうにせず、接客してくれてる人に感謝し、お互いが気持ち良い瞬間を迎えられる・・そんな事を考えています。心に、こびりついた錆、垢、曇りを1つ1つ落としていきたいと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする